今回の「生き物にまつわる言葉を深掘り」のテーマは、その標準和名(カタカナ表記)に「楽器名」がつく生き物です。
以下の「動植物名シリーズ4部作」では、天狗・鬼・猩猩・麒麟・龍などリアルではない生物を含めコンテンツとして作成してあります。
「動物名が冠されている植物」に関しては、以下のリンク先にまとめレポートしてありますので参照ください。
「他の動物名が冠されている動物」に関しては、以下のリンク先にまとめレポートしてありますので参照ください。
「植物名が冠されている動物」に関しては、以下のリンク先にまとめレポートしてありますので参照ください。
「他の植物名がついた植物」に関しては、以下のリンク先にまとめレポートしてありますので参照ください。
生き物(動植物等)の標準和名(カタカナ表記)には、楽器名が冠されているものが数多く存在します。それは、その生き物と天狗との間に何らかの関係性が見られる場合に名付けられることが多いです。
以下に、「標準和名(カタカナ表記)に楽器名がつく生き物」を列挙し、その動物の特徴やそれぞれの命名の由来を説明します。
- アコーディオン (Accordion)
- オルガン (Organ)
- カスタネット
- 琴
- 三味線
- 太鼓 (Drum)
- ハープ (Harp)
- バイオリン (Violin)
- 琵琶(Biwa/Japanese lute)
- 笛(Whistle)
- 法螺貝(Horagai/Conch Shell Trumpet)
- ラッパ (Trumpet)
- まとめ
「標準和名(カタカナ表記)に楽器名がつく生き物」を分類ごとに五十音順に掲載してあります。
「楽器名が標準和名につく生物」一覧(分類別・五十音順)
アコーディオン (Accordion)
アコーディオンナメクジウオ(通称)
- アコーディオンナメクジウオ(学名:Branchiostoma sp. など)は、現在、標準和名として広く認められている名称ではなく、ナメクジウオの仲間の通称です。
- 「アコーディオンナメクジウオ」という名前は、ナメクジウオの仲間(頭索動物亜門)の特定の種、またはそれらの生物に見られる特徴的な模様から付けられた通称または俗称、あるいは研究者や一部の図鑑が使用する名称と考えられます。
- 日本で一般的なナメクジウオ類の標準和名としては、かつて「ナメクジウオ」が使われていましたが、現在では多くの場合、「ヒガシナメクジウオ」(学名:Branchiostoma japonicum)などが標準和名として用いられています。
- アコーディオンナメクジウオの特徴:アコーディオンナメクジウオ(学名:Branchiostoma sp. など)は、原始的な脊索動物であるナメクジウオの一種です。ナメクジウオ類は、脊椎動物の進化を考える上で重要な位置を占める生物です。
- 分類: 脊索動物門 尾索動物亜門 ナメクジウオ綱(頭索動物とも呼ばれます)
- 形態: 全長は数cm程度の魚に似た細長い動物ですが、頭部や本格的な目、心臓、骨格(軟骨含む)は分化していません。
- 透明性: 体表は無色透明に近い薄いピンク色で、体内の脊索(背骨の原形となる構造)や鰓裂(さいれつ、えらあな)などの器官が透けて見えます。
- 生活様式: 主に海の砂底に潜って生活しており、水中のプランクトンなどを鰓裂でろ過して食べる(濾過摂食)底生性の動物です。
- 楽器名がついた由来:楽器: アコーディオン
- 由来: 体内に見える生殖腺(ゴナード)が、体節に沿って規則正しく並んでいます。この生殖腺の並びや、その一つ一つの形が、楽器のアコーディオンを伸縮させる際に開閉する蛇腹(じゃばら)の形状に似ていることから、「アコーディオン」という名前が冠されました。
オルガン (Organ)
オルガンムシ
- 標準和名「オルガンムシ」 (Chaetopterus variopedatus) の特徴と由来:
- 分類: 環形動物門 多毛綱(ゴカイの仲間)
- 形態: 体長は最大で25cmほどになる大型のゴカイの仲間です。最大の特徴は、自ら分泌する粘液で砂泥中にU字型またはV字型の硬い棲管(すみか)を作ることです。
- 生態: この棲管の中で生息し、体の一部を動かして水流を作り、水中のプランクトンなどを濾しとって食べます(濾過摂食)。体は非常に繊細で壊れやすいです。
- 楽器名「 オルガン(パイプオルガン) 」がついた由来:オルガンムシが作るU字型の棲管は、砂泥の中から上部が少し顔を出した状態です。
この棲管が、教会のパイプオルガンのパイプのように見える、あるいは複数の棲管が並んでいる様子がパイプ群を連想させることから、「オルガンムシ」の和名が付けられたと考えられます。
Chaetopterus variopedatus - Wikipedia
カスタネット
カスタネットエビ(非標準和名)
- エビ類
- 背面や爪の形がカスタネットに似ることから呼ばれることがある。
琴
コトヒキ(琴引)
- 魚類(スズキ目)
- 獲られた際、「ギーギー」という独特の音を出し、これが琴を弾く音のように聞こえることに由来する。
三味線
シャミセンガイ(三味線貝)
- 腕足動物(海生動物)
- 殻が細長く三味線を連想させること、または、貝殻を閉じる筋肉(殻閉筋)が三味線のバチに似ていることに由来するとされます。
腕足動物であり、二枚貝とは異なる原始的なグループです。
太鼓 (Drum)
タイコウチ
タイコウチは、水中で獲物を捕らえる際の動きや、特定の動作が楽器の太鼓を打つ(太鼓打ち)姿に似ていることから、その標準和名が付けられました。
- タイコウチの特徴:タイコウチ(学名:Laccotrephes japonensis)は、カメムシ目に属する水生昆虫です。
- 分類: 昆虫綱 カメムシ目(半翅目)タイコウチ科
- 形態:
- 体長は3〜4cm程度の大型のカメムシで、体色は褐色をしています。
- 同じ仲間であるミズカマキリに似ていますが、ミズカマキリほど細長くはなく、やや平たい紡錘形をしています。
- 最大の特徴は、獲物を捕らえるための鎌状に発達した前脚です。
- 腹部の末端には、空気呼吸をするための長い呼吸管(尾)を持っています。この呼吸管を水面に出して、水中で待ち伏せします。英名では、この姿から「ウォータースコーピオン(水中のサソリ)」とも呼ばれます。
- 食性: 肉食性で、鎌状の前脚で小魚、オタマジャクシ、他の水生昆虫などを捕らえます。
- 生息地: 流れの緩やかな河川、用水路、水田、池沼など、水生植物が茂った浅い水域に生息しています。
- 楽器名である「楽器: 太鼓(たいこ)」がついた由来:
- 前脚の動き: 獲物を捕らえるときに、カマ状の前脚を振り上げる動作や、動かす様子が、太鼓のバチを打つ(太鼓打ち)動作に似ていることに由来するという説。
- 鳴き声(音): 雄が腹部を動かして「コンコン」という音を出す行動が、太鼓を叩く音を連想させることに由来するという説。
- 特に有力なのは、前脚の動きが「太鼓打ち」の姿に似ているという説です。そのため、「タイコウチ」という名前は「太鼓打」と表記されることもあります。
- ナミタイコウチなど、タイコウチ科の仲間全般に見られる特徴です。
タイコガイ
- タイコガイの特徴:タイコガイ(学名: Monoplex parthenopeus、旧学名: Cymatium parthenopeum)は、大型の巻き貝で、楽器の太鼓を思わせるその形状が特徴です。
- 分類: 軟体動物門 腹足綱 異腹足目 フジツガイ科
- 形態:
- 殻の形は紡錘形で、大きさが10cmから20cmにもなる大型の貝です。
- 殻の表面には太い縦の畝(うね)と細かな螺状の線があり、複雑な模様をしています。
- 殻の色は茶褐色で、殻口(開口部)の内側はオレンジがかった赤色をしていることが多く、非常に目立ちます。
- 生態:
- 全世界の温帯から熱帯にかけての海域に広く分布し、日本でも紀伊半島以南の暖海域に生息します。
- 肉食性で、他の貝やゴカイなどを捕食します。
- 幼生期は長期間プランクトンとして浮遊するため、広範囲に分布する傾向があります。
- 楽器名「太鼓」がついた由来:タイコガイの殻は、全体的に丸く膨らんだ形をしており、特に殻口が外側に大きく開いているため、その形状が日本の和太鼓や鼓(つづみ)などの胴体に似ていることから、「太鼓貝」という和名が付けられました。
- 「タイコ」がつく生物には、水生昆虫のタイコウチ(太鼓打)のように動きが太鼓を打つ姿に似ている例もありますが、タイコガイの場合は、その貝殻の形状そのものが楽器に喩えられています。
Monoplex parthenopeus - Wikipedia
タイコチビサシガメ
- 昆虫類(カメムシ目)
- タイコウチに似た体型や動き、または音を出す動作が太鼓を連想させる。
ハープ (Harp)
ハープイソギンチャク
ハープイソギンチャクは、触手を広げた際の姿が、弦楽器の竪琴(たてごと、ハープ)のように見えることに由来して名付けられた生物です。
- ハープイソギンチャクの特徴:ハープイソギンチャク(学名:Cribrinopsis similis)は、刺胞動物門に属するイソギンチャクの一種です。
- 分類: 刺胞動物門 花虫綱 イソギンチャク目
- 形態:
- 体は円筒形で岩などに付着して生活します。
- 口盤の周辺に多数の触手を持ちますが、この種の触手は特に細長く、伸びた時に目立ちます。
- 触手には毒を持つ刺胞があり、これで小魚などの獲物を麻痺させて捕食します。
- 体表には、他のイソギンチャク類とは異なる独特の模様や構造が見られることがあります。
- 生息地: 浅い海域の岩礁や潮だまりなどで見られます。
- 形態:
- 楽器名「楽器: ハープ(竪琴)」がついた由来: このイソギンチャクが水中で触手を広げた時、細長い触手が上向きに放射状に広がる姿が、弦楽器のハープ(竪琴)の多数の弦や、その優美な輪郭を連想させることから、「ハープ」の名が標準和名に冠されました。
ハープクラゲ(通称)
バイオリン (Violin)
バイオリンムシ(提琴虫)
バイオリンムシ(提琴虫)は、その名の通り、体が非常に平たく、楽器のバイオリンに似た独特な形状を持つことから名付けられました。
- バイオリンムシの特徴:バイオリンムシ(提琴虫)は、オサムシ科に属する甲虫の仲間です。主に東南アジアの熱帯林に生息しています。
- 分類: 昆虫綱 コウチュウ目(鞘翅目)オサムシ科
- 形態:
- 体長は3〜4cm程度で、体全体が驚くほど**扁平(ひらたい)**です。
- 体色は濃い褐色や黒色で、光沢があります。
- 最も特徴的なのは、前胸と後胸、そして翅(はね)の部分が左右に大きく張り出し、弦楽器のバイオリンの胴体のような形をしている点です。
- 非常に平らな体は、樹皮の隙間やサルノコシカケ(キノコ)の裏側など、狭い場所に隠れるのに役立っています。
- 生態:
- 夜行性で、日中は木の隙間やキノコの下に隠れています。
- 肉食性で、主に昆虫やカタツムリなどの小動物を捕食すると考えられています。
- 楽器名「バイオリン(または提琴)」がついた由来:その平らで細長い胴体の輪郭が、ヴァイオリンのボディライン、特に左右がくびれた形状に酷似していることから、「バイオリンムシ」という和名が付けられました。
- 別名である「提琴虫」の「提琴(ていきん)」は、バイオリンなど弦楽器の総称を指す中国語系の言葉であり、これも楽器に由来しています。
- このユニークな姿は、木の幹や樹皮に張り付いた際に、周囲の環境に溶け込むための保護色と擬態の役割を果たしていると考えられています。
コバイオリンムシ
- 昆虫類(オサムシ科)
- バイオリンムシの小型種。全体的な形状がバイオリンに似ている。
琵琶(Biwa/Japanese lute)
ビワ(枇杷)
- ビワ(枇杷)の特徴:ビワ(学名:Eriobotrya japonica)は、中国原産のバラ科の常緑高木で、主に初夏に甘酸っぱい果実を実らせます。
- 分類: バラ科 ビワ属(植物)
- 形態:
- 葉は厚く光沢があり、冬でも青々としています。葉の裏には褐色の毛が密生しています。
- 花は、多くの果樹が休眠する晩秋から冬にかけて咲くのが特徴で、淡い黄白色をしています。
- 果実は、卵形から楕円形で、多くはオレンジ色または黄色に熟します。果肉は多汁で甘酸っぱく、中心に大きな種子が数個入っています。
- 用途: 果実として生食されるほか、薬用としてビワの葉を用いた「ビワの葉茶」や民間療法にも使われます。
- 形態:
- 分類: バラ科 ビワ属(植物)
- その名に楽器の琵琶がつく由来:植物のビワの果実(実)の形が、弦楽器の琵琶の胴体の形状に非常によく似ていることから名付けられました。
- 特に、やや縦長の卵型で、下の方が少し膨らんだ果実の輪郭が、琵琶の優美なラインを連想させます。
- 漢字表記:
- 「琵琶」という楽器の漢字に対し、植物のビワは「枇杷」と表記されます。これは「木」の部首(きへん)が使われており、木になる果物であることを示しています。
- ちなみに、貝のビワガイ(琵琶貝)も、貝殻の形が琵琶に似ていることから名付けられており、楽器の琵琶は、日本の生物や植物の名付けに大きな影響を与えていることがわかります。
ビワガイ(琵琶貝)
- ビワガイの特徴:ビワガイ(漢字表記:琵琶貝、学名:Monoplex parthenopeus または Ficus subintermedia など近縁種。
ただし、一般的に琵琶の形に喩えられるのはビワガイ科の貝全般や、フジツガイ科の大型種Monoplex parthenopeusなど、地域や分類によって指す種が異なります)は、その独特な貝殻の形状が特徴的な巻き貝です。- 分類: 軟体動物門 腹足綱
- 形態:
- 貝殻は一般に大型で、種によって形状は異なりますが、共通して全体が丸みを帯びた紡錘形(ぼうすいがた)をしています。
- 殻の表面には、細かな螺状の彫刻や縦の畝(うね)が発達していることが多いです。
- 殻口(かいこう:貝の開口部)は広く、外側に張り出しているものが多いです。
- 生息地: 日本を含む世界の温帯〜熱帯の砂泥底に生息しています。
- 標準和名に琵琶がつく由来:ビワガイの貝殻の形が、日本の伝統的な弦楽器である琵琶の胴体の形状に非常によく似ていることに由来して名付けられました。
- 特に、貝を逆さまにしたときのシルエットが、上部の細いネック(棹)から下の大きく膨らんだ胴体にかけてのカーブと、そのボリューム感が琵琶と酷似しています。
- このように、生物の和名に楽器名が使われるのは、その生物の外見的な特徴が楽器の形状を強く連想させる場合がほとんどです。
笛(Whistle)
フエダイ(笛鯛)
- 魚類(フエダイ科)
- 口元が笛を吹くような形に似る(フエフキダイとは別の科)。
フエフキダイ(笛吹鯛)
- フエフキダイの特徴 :フエフキダイは、フエフキダイ科に属する海水魚で、食用としても人気があります。
- 分類: スズキ目 フエフキダイ科
- 形態:
- 体長は40cmほどになる中型の魚で、全体的に側扁した(左右に平たい)鯛のような体型をしています。
- 体色は淡黄褐色で、体側に不明瞭なまだら模様が入ることがあります。
- 口が比較的小さく、吻(ふん:口先)がやや前方に突き出ているのが特徴です。
- 生態: 沿岸の岩礁域やサンゴ礁、砂礫底などに生息しており、甲殻類や小魚などを捕食します。
- 命名の由来:フエフキダイの和名は、その口元の形状に由来します。口を閉じた状態や、わずかに前に突き出した様子が、人が口笛を吹いている、あるいは笛の吹き口をくわえているように見えることから、「笛吹鯛」と名付けられました。
- フエフキダイ科の魚は、獲物を捕らえる際などに口を筒状に伸ばすことができ、この動作も「笛を吹く」姿を連想させます。この科の仲間には、同様に口の形状が由来となったハマフエフキやイトフエフキなど、「フエフキ」がつく種が多数います。
フエヤッコダイ
- 魚類(スズキ目)
- 長く突き出した吻(口先)の形が笛を連想させる。
法螺貝(Horagai/Conch Shell Trumpet)
法螺貝(ホラガイ)
- ホラガイ(法螺貝)の特徴:
- 生物の標準和名「法螺貝(ホラガイ)」の特徴:
- 分類: 軟体動物門 腹足綱 フジツガイ科
- 生物としてのホラガイ: 南日本の暖かい海に生息する、大型の巻貝の一種です。
- 名前の由来: 法螺貝は、貝自体がそのまま、または加工されて管楽器として使われます。ニワトリと卵の話のように、貝の名前が先にあり、それを加工したものが楽器名となりました。生物の標準和名と楽器名が一致する例です。
- 楽器としてのホラガイ:
- 生物としてのホラガイの貝殻の先端を切り取り、歌口(吹き口)を付けて加工した管楽器です。修験道の儀式や、戦国時代には軍隊の合図などに用いられました。
- したがって、ホラガイは、生物の標準和名と、そこから作られた楽器名が一致する例です。
ラッパ (Trumpet)
ラッパウニ
- ウニ類(ラッパウニ科)
- 毒を持つ棘(とげ)の先端がラッパの開口部のように広がっていることに由来。
ラッパクラゲ(通称)
- ラッパクラゲは、日本の標準和名としては存在しないものの、そのユニークな形状から一部で使われている通称(俗称)です。この名前は、特定のクラゲが持つ体の構造が、管楽器のラッパに似ていることに由来します。
- ラッパクラゲ(通称)の特徴:「ラッパクラゲ」という通称は、主にクラゲの体のうち、**口を取り囲む部分(口柄や口腕)**の形状がラッパに似ている種に対して使われます。
- 分類: 刺胞動物門(ヒドロ虫綱または鉢虫綱など)
- 形態: 傘(かさ)は小さいものの、体の中央から伸びる口柄(こうへい)や口腕が長く、先が筒状に開いた形をしています。
- 生態: 多くは外洋性のプランクトン生活を送っており、小型の甲殻類などを捕食します。
- 楽器名がついた由来:楽器: ラッパ(トランペット)
- 由来: クラゲの体の中央にある口の部分や、その口を取り囲む**口腕(こうわん)が、筒状に広がり、楽器のラッパのベル(開口部)**のように見えるためです。この筒状の構造が、水中で餌を捕獲する際に目立ちます。
- 推定される生物の特徴
この通称は、複数の種類のクラゲを指している可能性がありますが、一般的に小型で透明度が高いクラゲに見られます。
ラッパスイセン(喇叭水仙)
ラッパスイセン(喇叭水仙)は、ヒガンバナ科の植物で、花の中央にある部分がラッパのような筒状になっていることから名付けられました。
- ラッパスイセンの特徴
ラッパスイセン(学名:Narcissus pseudonarcissus)は、地中海沿岸原産の春に咲く球根植物です。- 分類: ヒガンバナ科 スイセン属(植物)
- 形態:
- 草丈は30〜50cmほどになります。
- 葉は細長く、緑色で根元から立ち上がります。
- 花は茎の先端に1輪咲き、色は黄色や白が一般的です。
- 花は、外側の花被片(かひへん。花びらとガクが一体化した部分)と、中央の筒状に発達した副花冠(ふくかかん)から構成されます。
- 開花時期: 3月から5月にかけて開花し、春の訪れを告げる花として世界中で栽培されています。
- 楽器名「 ラッパ(金管楽器)」がついた由来:花弁の内側にある副花冠(ふくかかん)が、他のスイセンと比べて特に大きく、トランペット(ラッパ)のように筒状に長く突き出た形をしているため、「ラッパ」という楽器名が和名に冠されました。
- 漢字でも「喇叭水仙」と表記され、「喇叭」はラッパを意味します。
ラッパチョウチンゴケ(地方名)
ラッパモウカ
- 海藻類
- 葉状部がラッパ状に開くことに由来。
まとめ
これらの例からわかるように、生き物の和名にが楽器名が使われる場合、「外見からその楽器が連想される例」が多いです。
中には諸説あるものもありますが、それぞれの名前に込められた意味を考えるのも興味深いですね。
興味深いですよ!「標準和名に楽器がつく生き物」。














