動画・画像で確認する「甲子園阪神パーク(兵庫県西宮市)の動物園」の歴史について、以下の目次でまとめます。
甲子園阪神パーク以外の動物園水族館での懐かしい動画・画像等は、検索エンジンで「懐かしい (動物園名)」「懐かしい (水族館名)」と検索すれば、(おそらく)探していただけます。
- 甲子園阪神パークの沿革
- 懐かしい!?動画・画像で確認する「甲子園阪神パークの動物園」での飼育動物
- GAIN [Great Ape Information Network]大型類人猿情報ネットワークで確認する「甲子園阪神パーク由来の類人猿」
甲子園阪神パークの沿革
甲子園阪神パークの沿革については、Wikipediaを引用します。
甲子園阪神パーク(こうしえんはんしんパーク、1929年 - 1943年、1950年 - 2003年)は、兵庫県西宮市の甲子園地域にかつて存在した遊園地。阪神電気鉄道が所有・運営していた。
概説:大手私鉄各社は、沿線に遊園地を展開し、利用者の誘致を図っており、阪神パークも同じ目的を持っていた。付近には阪神甲子園球場や鳴尾競馬場等もあり、阪神電鉄にとって甲子園は一大レジャーゾーンであった。
1929年の開園時は現在の鳴尾浜公園の海側に、海にせり出す形で建設されていた。 しかし戦争の拡大により、隣接する鳴尾競馬場とともに1943年(昭和18年)に海軍基地として接収され、解体。敷地は鳴尾飛行場の滑走路となった。
戦後の1950年、阪神甲子園球場の東隣に再建された。 晩年(1997年 - )は入場無料として一部を住宅展示場にした「阪神パーク甲子園住宅遊園」となっていたが、USJ開業後の利用者の減少にともない、2003年3月30日の営業をもって閉鎖となり、跡地は商業施設「ららぽーと甲子園」になった。前後して他の関西圏の大手私鉄でも、老舗遊園地の閉鎖が相次いだ。
主な施設
・動物園
ゾウやサル、キリンなどの動物やフラミンゴなどの鳥類を飼育していた。戦前には「ペンギンの海」と呼ばれる日本最大級の展示があり、ケープペンギン100羽余りを氷山を模した島で展示していた。
また戦後には、ヒョウとライオンを異種交配した「レオポン」と呼ばれる珍獣も飼育しており、海外からも注目されたことがある。5頭が生まれ、うち1頭は1985年まで生存した。
閉鎖後はゾウ2頭が千葉県の市原ぞうの国に移住したほか、大阪市天王寺動物園などいくつかの動物園に移籍している。・阪神水族館
阪神パークオープンからしばらくして、オープンした戦前において日本最大級の水族館。館内には当時日本最大の水槽を天井に配した天井水槽や日本初の沖縄の熱帯魚の展示や、水族館としては最初期の時期の飼育とされる鯨類(カマイルカ、ハナゴンドウ)の飼育が行われ、特に専用プールでのゴンドウクジラ飼育は有名で、簡単なショーをこなすまでになったが、戦争が激しくなり閉鎖。戦後再建されることもなかった。
・遊戯物
ジェットコースター、モノレール、観覧車、アスレチック、大飛行塔などの遊戯物があった。
・プール
「デラックスプール」(のち「ビーチプール」と改称)と呼ばれる屋外プールを夏季に営業していた。ウォーターコースター(滑り台)、人工波(プールに人工的に波を作る装置)などの設備を有した。また、1980年代前半は特設ステージにて複数の女性アイドルによるミニコンサートを実施していた。この他、スイミングスクールも営業していた。場所はパークとは道路(通称:臨港線)を挟んだ南側にあり、現在はららぽーと甲子園の駐車場となっている。
・スケート場
・住宅展示場
震災後に利用者が激減したため、1997年に園内に住宅展示場を設置した。入場料が無料になったため、この年以降、入場者数はカウントされなくなった。レジャー施設の住宅展示場への転用は南海ホークスの本拠地であった大阪スタヂアムにも実例があったが、遊園地の衰退ぶりを物語るものとなってしまった。
・イベントを開催する演芸ホールがあった。のちに子供向けのちびっこホールに改装されている。歴史:
・1929年7月6日 - 甲子園娯楽場を浜甲子園に開場
・1932年9月 - 浜甲子園阪神パークに改称し、動物園や水族館を併設
・1943年4月12日 - 戦争により閉鎖
・1950年4月25日 - 甲子園阪神パークとして移転開業
・1958年秋 - 科学博にてプラネタリウムが公開。そのまま常設(1980年ごろまで)
・1959年11月3日 - レオポンの最初の2頭が生まれる(1961年6月29日に3頭が生まれ、5頭に)
・1964年6月7日 - デラックスプールを開設(1995年8月1日に「甲子園ビーチプール」としてリニューアル)
・1971年11月27日 - アイススケートリンクを開設
・1973年 - 年間の入場者数が135万人とピークに達する
・1985年7月19日 - レオポンの最後の1頭が死亡
・1991年3月 - 幼児向けに遊戯物などをリニューアル
・1995年1月17日 - 阪神・淡路大震災で園内が液状化現象を起こし、半年間営業休止に
・1997年3月22日 - 「阪神パーク甲子園住宅遊園」にリニューアル、入園無料に
・2000年3月5日 - スケートリンクの営業を廃止
・2003年3月31日 - 閉園
・2004年11月25日 - 跡地にららぽーと甲子園が開業、イトーヨーカ堂がメインテナントになる
懐かしい!?動画・画像で確認する「甲子園阪神パークの動物園」での飼育動物
TOUTUBEなどで公開されている甲子園阪神パークに関する「懐かしい!?動画・画像」から、当時の飼育展示動物を確認してみます。
◆阪神パーク(1970年) 動物園
この動画からわかる甲子園阪神パークでの飼育動物は、
クロザル、ベニガオザル、ヒマラヤグマ、ホッキョクグマなど
※YOUTUBEチャンネルをフォローください。
◆阪神パーク(1970年) 動物達
この動画からわかる甲子園阪神パークでの飼育動物は、
ロバ、グラントシマウマ、ヒツジ、バーバリシープ、インドかもしか、アメリカバイソンなど
※”インドかもしか”と表示されているこの個体は、ブラックバックでしょうか?
◆懐かしの阪神パーク(昭和40年代)
この動画からわかる甲子園阪神パークでの飼育動物は、
アジアゾウなど
◆甲子園阪神パーク 1971年 ゾウのキクコとアキコ
この動画からわかる甲子園阪神パークでの飼育動物は、
アジアゾウなど
※甲子園阪神パーク閉園後の、アジアゾウのキクコ、アキコの消息は以下のようになっています。
- アジアゾウ:キクコ(メス、1940年甲子園阪神パークへ→2003年4月市原ぞうの国へ、2003年11月27日没)
- アジアゾウ:アキコ(メス、1954年甲子園阪神パークへ→2003年4月市原ぞうの国→勝浦ゾウの楽園へ、2006年7月24日没)
※ゾウの他、キリンの「ダイチ」は天王寺動物園へ、ニホンザルは韓国へ引き取られたとの情報があります(要確認)。
◆阪神パーク (1970年) 娘とレオポン
この動画からわかる甲子園阪神パークでの飼育動物は、
レオポン
※レオポンの最後の一頭「ジョニー」のはく製の情報もあります(要確認)。
http://www.hyogonet.com/topics/h_park/p6.html
ジョニーのはく製がリゾ鳴尾浜に…
阪神パークに最後の一頭としてレオポン舎に君臨していた「ジョニー」のはく製が、 リゾ鳴尾浜のエントランスに展示されています。 いつまで展示されているのかは不明ですが、取り合えずリゾ鳴尾浜のエントランスまでは無料で誰でも入れます。
GAIN [Great Ape Information Network]大型類人猿情報ネットワークで確認する「甲子園阪神パーク由来の類人猿」
日本にすむヒト上科(チンパンジー、ゴリラ、オランウータン、テナガザル)に関する情報ネットワークGAIN [Great Ape Information Network]大型類人猿情報ネットワークで、甲子園阪神パークで暮らしたことのある大型類人猿を検索してみました。
以下のリンク先がその検索結果です。
GAIN [Great Ape Information Network]
甲子園動植物園で生活したことがある個体の総数は現在飼育されている個体を含めて、チンパンジー3個体です。
阪神パーク に関連するグッヅ・書籍
動物学に関する書籍
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などなど、甲子園阪神パークの懐かしい動画・画像から「甲子園阪神パークの動物園」の歴史を確認してみました。
甲子園阪神パーク以外の動物園水族館での懐かしい動画・画像等は、検索エンジンで「懐かしい (動物園名)」「懐かしい (水族館名)」と検索すれば、(おそらく)探していただけます。
興味深いですよ!!甲子園阪神パーク。