「ラッコのいる水族館」「ラッコのいる動物園」について以下の目次で掲載しています。
- ラッコのいる水族館がわかる「飼育動物検索」
- ラッコを飼育展示している動物園・水族館(日動水・JAZA加盟園館)
- 国内「ラッコのいる水族館・動物園」と「飼育個体名」のまとめ
- 「ラッコのいる水族館」「ラッコのいる動物園」足あと帳
- ラッコに関する最近のニュース
個体情報も含めた国内ラッコ飼育展示の最新情報を記載してある「ラッコのいる動物園水族館」は、以下のリンク先を参照ください。
「ラッコがいなくなった動物園水族館」「かつてラッコがいた動物園水族館」「ラッコ飼育実績のある動物園水族館」については、以下のリンク先を参照ください。
www.ariescom.jp
ラッコのいる水族館がわかる「飼育動物検索」
日本動物園水族館協会(日動水・JAZA)の公式サイトには、「飼育動物検索」という便利な機能があって、JAZA加盟の動物園・水族館で飼育されている動物を検索できます。
◆日本動物園水族館協会(日動水・JAZA)
https://www.jaza.jp/
◆日本動物園水族館協会>飼育動物検索>動物を探す
飼育動物検索 | 動物園と水族館
2017年春に検索システムが改修されたので、登録データも以前より新しくなって、使える!ようになりました。
ラッコを飼育展示している動物園・水族館(日動水・JAZA加盟園館)
さて、この日本動物園水族館協会(日動水・JAZA)の飼育動物検索で、「ラッコ」を検索し、その結果を「ラッコのいる水族館」「Sea otter ラッコのいる動物園」として一覧にしてみました。
(2021年3月14日追記)アドベンチャーワールドのラッコ キラ(メス)が、2021年3月に鳥羽水族館へ移動することになりました。
(2020年9月13日追記)
のとじま水族館のラッコ「ラスカ」が永眠。のとじま水族館でのラッコの飼育展示は終了しました。
ラッコの「ラスカ」の死亡について
たくさんの方に愛されて、楽しませてくれた国内最高齢のラッコの「ラスカ」(推定年齢25歳・人間では100歳に相当)が、9月12日未明に老衰により死亡しました。
これまで「ラスカ」を応援していただいた多くの方に感謝を申し上げます。
(2020年3月27日追記)
マリンピア日本海からのお知らせ | 新潟市水族館 マリンピア日本海
マリンピア日本海で飼育していたラッコが3月23日(月)に死亡しましたのでお知らせします。
<死亡個体>
・種名 ラッコ(学名:Enhydra lutris、英名:Sea Otter 、愛称:クータン)
・性別、年齢 オス、18歳(2001年5月28日)
以上を踏まえまして、
ラッコ飼育展示施設は全国に3施設あります。ラッコのいる水族館は、鳥羽水族館、須磨海浜水族園、マリンワールド海の中道の3施設、ラッコのいる動物園はなくなりました。
1.日本動物園水族館協会(日動水・JAZA)公式サイトの「飼育動物検索」で、「ラッコ」を検索して、ラッコの国内での飼育展示施設(動物園・水族館)は4施設、そこで5頭のラッコだけになったということ。
アクアワールド大洗水族館のラッコ「カンナ」が2018年11月27日に永眠し、ラッコの国内での飼育展示は、6施設(8頭)だけとなりました。
こちらの2018年11月02日読売新聞の記事に、以下のような記載があります。
鳥羽市の鳥羽水族館で飼育していたラッコの雄「ロイズ」が十月三十一日に死んだ。国内でのラッコは同館の雌「メイ」を含め、七施設の九匹のみとなった。
・・・
国内では、一九八二年に伊豆・三津シーパラダイス(静岡県沼津市)で初公開され、ピーク時には二十八施設で計百二十二匹が飼育された。
ラッコの「ロイズ」天国へ | イベント・新着情報 | 鳥羽水族館公式ホームページ
2018年10月31日午前11時18分、鳥羽水族館で飼育していたオスのラッコ「ロイズ(13歳)」が天国へと旅立ちました。
ロイズは2005年5月4日にアドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)で生まれました。
2009年1月に鳥羽水族館に繁殖目的で入館した後、2014年3月にはサンシャイン水族館(東京都池袋)へ一度引っ越しましたが、2016年3月に再度鳥羽水族館に戻り、昨日まで元気に過ごしてきました。
2.メジャーな水族館でのラッコ飼育展示が次々と中止へ
◆上記の、鳥羽水族館で永眠したロイズも、サンシャイン水族館にいたときがありました。
(サンシャイン水族館はロイズを鳥羽へ移してラッコの展示を終えています。鳥羽水族館では1頭ラッコ(メイ)を展示中。)
サンシャイン水族館では2016年2月29日(月)を以って、30年余(※)にわたるラッコ展示の歴史に幕を閉じました。
これまで多くの皆様に応援を頂きましたこと、深く感謝いたします。
長い間、本当にありがとうございました。・・・ロイズは3月3日(木)より、鳥羽水族館にて展示が開始されております。
鳥羽水族館で暮らすロイズにも、ぜひ会いに行ってあげてくださいね。
◆海遊館も
◆八景島シーパラダイスも
関東では、2016年3月にサンシャイン水族館(東京)のラッコが繁殖のために引っ越し、2017年4月に横浜・八景島シーパラダイス(神奈川)のラッコが死んだため、アクアワールド茨城県大洗水族館の「カンナ」が最後の1頭になりました。
(2018年12月15日追記)
◆とうとうアクアワールド大洗水族館のラッコ「カンナ」が永眠し、関東からラッコがいなくなりました。
東京新聞:首都圏唯一のラッコ、天国へ 茨城・大洗水族館 カンナ15歳:社会(TOKYO Web)
3.国内繁殖実績も100頭以上あるにはあるのですが、危機感を抱き連携をはかるのが遅すぎたのでは?
減る一方の飼育数 ラッコ:知るコレ!:中日新聞(CHUNICHI Web)
減った要因の一つは、輸入が途絶(とだ)えたことです。・・・アメリカが日本への輸出を許可したの1998年が最後です。
国内の施設は、ラッコを絶やさないように、互いに飼っているラッコを交換し、繁殖を試みています。・・・これまで国内の施設で百匹以上が生まれましたが、最近は、あまりうまくいっていません。
なかなか成果が出ていません」理由はラッコのセックスレス。
「野生の環境なら先輩ラッコたちの交尾を目にして自然と学びます。しかし、水族館暮らしのラッコはその機会がなく、交尾を知らない“草食系”なんです。一部水族館では交尾映像を見せる性教育のプランも出るなど苦心しています」
国内「ラッコのいる水族館・動物園」と「飼育個体名」のまとめ
ラッコを2頭飼育展示している園館
ラッコを2頭飼育展示している園館は、鳥羽水族館(メス2頭、三重県鳥羽市)、須磨海浜水族園(オス1頭、メス1頭、神戸市)の2館計4頭。
神戸市須磨区の市立須磨海浜水族園の人気者で、雄のラッコとしては国内最高齢の「ラッキー」が今月13日、20歳になった。ラッコの寿命は15~20年と言われているが、まだまだ元気いっぱい。雌の「明日花(あすか)」(19歳)とともに、かわいい仕草で来場者に愛嬌(あいきょう)を振りまいている。
Vol.47 リロとマナの同居試験2016.9.12
マリンワールド海の中道水族館のアイドル/ラッコBaby子育て奮闘中!
宿泊(ホテルや旅館)に関しては、フロントで空室確認後に当日分の宿泊を申し込むよりも、エントランスに入る直前にでも予約サイトで予約した方が「安い」場合があることは、ほぼ周知されているように思います。
でも、テーマパークや動物園・水族館への入場・入園直前でも買える「スマホでQRコードを提示するだけ入場できる割引チケット(Eチケット)」っていうのは、私には目新しく映りました。
以下にマリンワールド海の中道水族館のEチケット販売ページへのリンクをはっておきます。
ラッコ1頭のみ飼育展示している園館
ラッコ1頭のみ飼育展示している園館は、マリンワールド海の中道(福岡県)の1施設だけ。
今年も無事に・・・。 個体日誌 ラッコ ラッコ大好き 画像 | いきものAZ
アドベンチャーワールドへはラッコが1頭になってしまってから初めて行きましたが、キラが元気そうにしていてホッとしました。
鳥羽水族館で飼育しているラッコのメイにも、貝やイカ、エビ、カニ、凍ったままの魚肉など1日で3キロ以上も与えています。
などなど、「ラッコのいる水族館」「ラッコのいる動物園」について感じるままに書きとめてみました。
以下には、私のラッコとの楽しい思い出をいくつかはっておきます。
「ラッコのいる水族館」「ラッコのいる動物園」足あと帳
◆のとじま水族館(石川県七尾市)←現在はラッコ非展示
ラッコ0頭:
故・ラスカ(メス、1995年頃アラスカ生まれ→1999年4月 のとじま水族館へ、2020年9月12日没)。
日本で唯一の野生ラッコ「ラスカ」です。
1999年4月に当館に来て今日で7000日を迎えました!
当館に来たときはラスカと一緒に3頭のラッコが居たのですが、今では独りぼっち。
おばあちゃんラッコ「ラスカ」2017年5月5日youtu.be
2017/09/21のとじま水族館
ラッコのおばあちゃん
当館で飼育しているラスカはアラスカ生まれのメスのラッコで推定年齢22歳です。この年齢は現在国内で飼育されているラッコの中では最高齢。人間に例えると100歳近いおばあちゃんラッコです。年をとって白内障(はくないしょう)のように目が白く濁り、視力の衰えは隠せないのですが、まだまだ元気なラッコです。
「これからもずーっと長生きしてね」と県内の小学生中井さんが大きなハート型の氷をプレゼントしてくれました
鳥羽水族館(三重県鳥羽市)
ラッコ1頭→2頭へ:
メイ(メス)、
キラ(メス、アドベンチャーワールド→2021年3月鳥羽水族館へ移動)。
おてんば娘?: 昨日5月9日はラッコのメイの15才の誕生日でした! 直接お祝いに来て下さった方々ありがとうございました!たくさんのメッセージもSNSで拝見しました!1つ1つメイちゃんに見せてあげたいくらいです。笑 今回の誕生日ケーキはひ […] https://t.co/8W5BNshJi5 pic.twitter.com/5ISApxHFEh
— 鳥羽水族館(TOBA AQUARIUM) (@TOBA_AQUARIUM) May 10, 2019
鳥羽水族館へのアプローチです。
◆アドベンチャーワールド(和歌山県南紀白浜)←現在はラッコ非展示
ラッコ0頭:キラ(メス、→2021年3月鳥羽水族館へ移動(予定))。
故・ナダ(オス)。
「ラッコの食事タイム」(毎日実施) でのワンシーン。スタッフから大好物の貝やイカをたくさんもらうのですが…「いただきます!」と手を合わせているような、とても可愛らしい仕草です。 #アドベンチャーワールド #ラッコ #いただきます pic.twitter.com/BpZjJgKQAK
— アドベンチャーワールド公式 (@aws_official) May 28, 2018
ラッコが写っていなくてごめんなさい。アドベンチャーワールドのようすです。
須磨海浜水族園(兵庫県神戸市)
ラッコ2頭:ラッキー(オス)、明日香(メス)。
ラッコの寿命は15~20年とされる。同園によると、ラッキーは雄のラッコとしては国内最高齢で、13日に21歳を迎える。
イベントには、ラッキーと、長年のパートナーで雌のラッコ「明日花」(20歳)が登場。ラッキーは、サーモンやエビなどの特別コースをペロリ。それでも足りず、明日花の分も食べてしまうおちゃめな一面も披露していた。
明日花
性別:メス
生年月日:1999年2月3日
体重:24.3㎏(2014.7.8現在)
スマスイで誕生!
びっくりしやすい性格だが、好奇心は旺盛
特徴:頭が小さく、ややつり目。
仲良しのラッキーと一緒によく寝て、よく遊ぶ
ラッキー
性別:オス
生年月日:1998年5月13日
体重:28.5㎏(2014.7.8現在)
2012年に明日花のお婿さん候補として新潟市水族館から来園
氷が大好き
たまに明日花の餌を横取りしてしまう「花より団子」な面も・・・。
マリンワールド海の中道水族館(福岡県福岡市)
ラッコ1頭:リロ(オス)。
故マナ(メス、2021年2月22日没)。
【おしらせ】
— マリンワールド海の中道【公式】 (@marine_uminaka) February 23, 2021
ラッコのマナが死亡しました。
オスのリロとの繁殖に取り組んでまいりましたが残念でなりません。多くの皆様とマリンワールドスタッフの愛情をもらって成長し、たくさんのことを教えてくれたマナ。
だいすきなマナ、どうぞ安らかに。https://t.co/aYIAGMVDYa pic.twitter.com/bWTnCtHLWb
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マナは2012年1月25日に生まれた。体調が悪化したため、生後11日目に母親ラッコの「マリン」から離され、人工哺育に切り替えられた。当時、飼育員だった営業課の土井翠さんはこう振り返る。「初めてのことで、全て手探りでした」
◆アクアワールド茨城県大洗水族館 ←現在はラッコ非展示
ラッコが写っていなくてごめんなさい。アクアワールド・大洗のようすです。
◆サンシャイン水族館(東京都)のラッコ ←現在はラッコ非展示
(撮影:2011年9月4日)
◆よみうりランド水族館(神奈川県川崎市)←現在はラッコ非展示
◆新潟市水族館 マリンピア日本海(新潟県新潟市)←現在はラッコ非展示
ラッコ0頭:
故クータン(オス、2001年5月28日のとじま臨海公園水族館生まれ→アクアマリンふくしま→2006年12月マリンピアへ→2009年3月繁殖を目的として神戸市立須磨海浜水族園へ→2012年3月繁殖を目的として大阪・海遊館へ→2013年6月26日マリンピアへ、2020年3月23日没)。
氷を食べているラッコのクータンです。
— マリンピア日本海PR (@marinepia_2) August 31, 2019
ボリュームを上げると、水が流れる音に混じってガリガリと氷を噛む音が聞こえます。
氷は水分補給のために与えています。#ラッコ #クータン #氷 #ガリガリ #水族館 #マリンピア日本海 pic.twitter.com/ZoVOPwCvyC
ラッコ水槽の清掃は無事終わりました。
— マリンピア日本海PR (@marinepia_2) May 9, 2019
今日はいつもよりご覧になる客様が少なかったです。
クータンは5/28で18歳になります。
特に何をするというわけではありませんが、ぜひみなさんお越しください。#ラッコ #クータン #換水 #落水 #落水清掃 #水族館 #マリンピア日本海 #誕生日 pic.twitter.com/D9pNfutVZa
水辺の小動物エリアで毎日4回ほど行っているラッコの給餌タイムでは、ラッコが餌を食べる様子を観察することができます。
海洋生活に適応したラッコの様々な動作をご覧ください。毎日 9:30 11:30 13:30 16:00
ラッコが写っていなくて恐縮です。マリンピア日本海の動画です。
◆豊橋総合動植物公園-のんほいパークのラッコ ←現在はラッコ非展示
「極地動物館」にいたラッコ
◆海遊館のラッコ ←現在はラッコ非展示
ラッコに関する最近のニュース
動物園や水族館でのラッコの飼育展示に関する最近のニュースを以下にはっておきます。
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改めて紹介します。個体情報も含めた最新情報を記載してある「ラッコのいる動物園水族館」は、以下のリンク先を参照ください。
ラッコに関連するグッヅ・書籍
動物学に関する書籍
おもしろいですよ!!動物園・水族館でのラッコの飼育展示。