「ウォンバットのいる動物園」について以下の目次で記載します。
- ウォンバットのいる動物園がわかる「飼育動物検索」
- ウォンバットのいる動物園(日動水・JAZA加盟園)
- 日本動物園水族館協会(日動水・JAZA)に非加盟の「ウォンバット飼育施設」
- ウォンバットのいる動物園
- 茶臼山動物園(長野県長野市)
- 五月山動物園(大阪府池田市)
- ◆円山動物園(北海道札幌市)←現在はウォンバット非展示
- ◆旭山動物園(北海道旭川市) ←現在はウォンバット非展示
- ◆多摩動物公園(東京都日野市) ←現在はウォンバット非展示
- ◆金沢動物園(神奈川県横浜市)←現在はウォンバット非展示
- ◆東山動植物園(愛知県名古屋市)←現在はウォンバット非展示
- ◆姫路市立動物園(兵庫県姫路市) ←現在はウォンバット非展示
- ◆・ひびき動物ワールド(福岡県北九州市) ←現在はウォンバット非展示
- ◆・四季の里旭志動物園(熊本県菊池市) ←現在はウォンバット非展示
- ◆・阿蘇カドリー・ドミニオン(熊本県阿蘇市) ←現在はウォンバット非展示
- ◆沖縄こどもの国(沖縄県沖縄市) ←現在はウォンバット非展示
- ウォンバットとは?
- 最近のウォンバットに関するニュース
- ウォンバットがモデルとなったキャラクター
ウォンバットのいる動物園がわかる「飼育動物検索」
日本動物園水族館協会(日動水・JAZA)の公式サイトには「飼育動物検索」という便利な機能があって、JAZA加盟の動物園や水族館で飼育されている動物を検索できます。
◆日本動物園水族館協会(日動水・JAZA)
http://www.jaza.jp/
◆日本動物園水族館協会(日動水・JAZA)>飼育動物検索>動物を探す
飼育動物検索 | 動物園と水族館
2017年春に検索システムが改修されたので、登録データも以前より新しくなって、使える!ようになりました。
ウォンバットのいる動物園(日動水・JAZA加盟園)
さて、この日本動物園水族館協会(日動水・JAZA)の飼育動物検索で「ウォンバット」を検索し、その結果を「Wombat ウォンバットのいる動物園」として一覧にしてみました。
(2018年6月追記)
2018年6月に名古屋市の東山動植物園のウォンバット「ウォレス」(オス)が長野市茶臼山動物園に移動しました。
ウォンバットの「ウォレス」が転出します|新着のお知らせ|東山動植物園
平成30年5月28日(月)にウォンバットの「ウォレス」(オス)が、長野市茶臼山動物園へ転出することとなりました。
全国的にウォンバットの飼育頭数は少なく、現在国内では3園館で7頭のみの飼育になっています。ウォレスの転出により東山動植物園のウォンバット展示は一旦終了になりますが、今回の転出は茶臼山動物園で飼育するメス個体とのペアリングを目的として、ブリーディングローン(繁殖貸与)で貸し出すものになります。
上記を踏まえまして、
ウォンバットのいる動物園(日動水・JAZA加盟園)は、茶臼山動物園と五月山動物園の2施設です。
日本動物園水族館協会(日動水・JAZA)に非加盟の「ウォンバット飼育施設」
日本動物園水族館協会(日動水・JAZA)に加盟していない施設(個人を含む)で飼育されているウォンバットの情報を以下に記します。
また、情報をコメントにてお知らせいただけましたら掲載します。
<日動水(JAZA)非加盟のウォンバット飼育施設>
- 該当情報なし
ウォンバットのいる動物園
上記データから「ウォンバットのいる動物園」を以下に列挙します。
追加情報等ありましたらコメントにてお知らせください。
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茶臼山動物園(長野県長野市)
ヒメウォンバット2頭:
モモコ(メス、1992年10月18日生まれ)、
ウォレス(オス、東山動植物園より2018年5月28日来園)。
故スミレ(メス、2018年3月5日死亡(26歳))、
故チャタロウ(オス、2004年4月15日死亡(10歳))。
ウォンバットのオスが仲間入りします!
茶臼山動物園に名古屋からオスのウォンバットが仲間入りします。
当園ではこれまで「モモコ」さんと「スミレ」さんという2頭のメスのウォンバットを飼育していましたが、今年3月5日に「スミレ」さんが老衰のために亡くなり、現在、「モモコ」さん1頭のみとなっていました。そこで、「モモコ」さんの老後を共に連れ添ってくれる相方を探していたところ、このたび名古屋市東山動植物園からオスの「ウォレス」くんを迎え入れることになりました。
来園日は(2018年)5月28日(月)で、ウォンバット舎に搬入と共に一般公開の予定ですが、「ウォレス」くんは、1996年9月生まれで現在21歳、「モモコ」さんとはお互い高齢のペアとなりますので、皆様どうかあたたかく静かに見守ってあげてくださいね。
五月山動物園(大阪府池田市)
ヒメウォンバット4頭:
ワイン(オス、1989年1月トロワナ・ワイルドライフパーク(タスマニア島)生まれ→五月山へ)、
フク(メス、2004年生まれ)、
コウ(オス、2016年1月生まれ、オーストラリア→2017年五月山へ)、
ユキ(メス、2016年1月生まれ、オーストラリア→2017年五月山へ)。
故マル(メス、2015年12月生まれ、オーストラリア→2017年五月山へ、2019年12月没)、
故ワンダー(メス、2017年11月25日死亡(28歳))。
◆ウォンバットてれび でリアルタイム映像がみられます
今後繁殖が期待できるのは五月山動物園のヒメウォンバットのみ。
日本国内には7頭のウォンバットがいるが、キパガの活躍などもあって、五月山動物園では5頭が飼育されている。
従来からのワイン、フクに加え、マル、コウ、ユキの計5頭のウォンバットがいる五月山動物園。
オーストラリアの一部とタスマニア島が原産のウォンバットは、日本ではわずかな数しか飼育されていません。また、飼育下での繁殖が難しい動物としても知られています。しかし五月山動物園では過去に赤ちゃんが誕生し、数少ない自然繁殖の成功例として注目を集めました。さらに、平均寿命を大幅に超えて長生きしているウォンバットがいるなど、小さな動物園ながら素晴らしい飼育実績を誇っています。その実績を評価され、2017年10月にオーストラリアから新たに3匹の若いウォンバットが贈られました。その中の1匹は元からいるフクのお嫁さんになる予定で、近い将来に新たな赤ちゃんの誕生が期待されています。
ライブカメラで確認もできます!
新しい仲間の愛称が決まりました。
新たな仲間に加わった3頭の愛称が決まりました。
・マル(♀)1才
・コウ(♂)1才
・ユキ(♀)1才
これからも、ワイン・ワンダー・フクと共に、五月山動物園のウォンバット達をどうぞよろしくお願い致します。
それにしても、公式サイトや報道で、ヒメウォンバットとかコモンウォンバットといった亜種?が表示されなくなってきているように思いますがどうしてなんでしょう?
(2018年11月13日追記)
ゆるキャラ:祝「ウォンちゃん」誕生 フェスタで名前を発表 池田・五月山動物園 /大阪 - 毎日新聞
池田市立五月山動物園の人気者・ウォンバットをイメージしたゆるキャラの名前が「ウォンちゃん」に決まった。同市の五月山体育館で10日開かれた「ウォンバットフェスタ」で発表された。
(2018年11月17日追記)
池田・五月山動物園のウォンバットのキャラ名、「ウォンちゃん」に決定 - 産経ニュース
公募と審査の結果、「ウォンちゃん」に決まった。チキンラーメンのキャラクターで市観光大使の「ひよこちゃん」とともに行動することが多いことから、語尾に「ちゃん」をつけた名称が選ばれたという。
ウォンバットのオスが仲間入りします!
茶臼山動物園に名古屋からオスのウォンバットが仲間入りします。
当園ではこれまで「モモコ」さんと「スミレ」さんという2頭のメスのウォンバットを飼育していましたが、今年3月5日に「スミレ」さんが老衰のために亡くなり、現在、「モモコ」さん1頭のみとなっていました。そこで、「モモコ」さんの老後を共に連れ添ってくれる相方を探していたところ、このたび名古屋市東山動植物園からオスの「ウォレス」くんを迎え入れることになりました。
来園日は(2018年)5月28日(月)で、ウォンバット舎に搬入と共に一般公開の予定ですが、「ウォレス」くんは、1996年9月生まれで現在21歳、「モモコ」さんとはお互い高齢のペアとなりますので、皆様どうかあたたかく静かに見守ってあげてくださいね。
◆円山動物園(北海道札幌市)←現在はウォンバット非展示
◆旭山動物園(北海道旭川市) ←現在はウォンバット非展示
◆多摩動物公園(東京都日野市) ←現在はウォンバット非展示
2,014年11月8日多摩動物公園のコモンウォンバットのオス「チューバッカ」(推定29歳)が死亡。
故・チューバッカ@多摩動物公園
多摩動物公園には、オス2頭メス2頭の計4頭のウォンバットがいた時代があったのですね。
ウォンバット - うごく!どうぶつ図鑑 - 東京ズーネットBB
1986年9月4日、オーストラリアの多論が動物園から多摩動物公園にウォンバットが4頭(オス2頭、メス2頭)やってきました。・・・残念ながらメス2頭が死亡し、繁殖が望めなくなったため、1997年、オスの「クランプ」はドイツのハノーバー動物園に貸し出しました。
◆金沢動物園(神奈川県横浜市)←現在はウォンバット非展示
金沢動物園は2015年8月25日、同園で飼育していた国内最高齢のウォンバット「ヒロキ」が死亡したと発表しました。
国内最高齢のウォンバット「ヒロキ」が死亡 Twitterに追悼の声
推定年齢は29歳(人間での約100歳)でした。
(故・ヒロキ)
◆東山動植物園(愛知県名古屋市)←現在はウォンバット非展示
◆姫路市立動物園(兵庫県姫路市) ←現在はウォンバット非展示
ミナミケバナウォンバットが飼育されていました。
◆・ひびき動物ワールド(福岡県北九州市) ←現在はウォンバット非展示
◆・四季の里旭志動物園(熊本県菊池市) ←現在はウォンバット非展示
◆・阿蘇カドリー・ドミニオン(熊本県阿蘇市) ←現在はウォンバット非展示
◆沖縄こどもの国(沖縄県沖縄市) ←現在はウォンバット非展示
ウォンバットとは?
ウォンバットとはを、Wipikediaから引用しておきましょう。
ウォンバットは、双前歯目ウォンバット科(ウォンバットか、Vombatidae)に分類される構成種の総称。名前はダルク語に由来する。生態は異なるがコアラに近い種族である。
生態:草食性で植物の葉や根を食べる。夜行性で昼間は主に巣穴の中で過ごすが、曇りの日などはエサを求め動き回ることもある。1腹1子。穴を掘る為、お腹の袋は後ろ向きについている。短い距離であれば、時速40kmほどで走ることができる。
キューブ状の糞:
ウォンバットはキューブ状の糞を岩の上などの目立つところに、縄張りの印として設置する。この糞は固く容易に転がらないように、腸の最後の8%以降の部分でキューブ状に腸内運動によって成型される。2018年9月現在、日本では茶臼山動物園(長野市)、五月山動物園(池田市)でヒメウォンバットを見ることが出来る。過去には円山動物園(札幌市)や多摩動物公園(日野市)、金沢動物園(横浜市)や東山動植物園(名古屋市)などでも飼育されていた。 飼育下では人に良く馴れ、人懐っこく人との接触を好む。
過去にはミナミケバナウォンバットも姫路市立動物園(姫路市)で飼育されたことがある。
【写真はWikipedia】
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/1/18/Vombatus_ursinus_-Maria_Island_National_Park.jpg
ヒメウォンバット Vombatus ursinus
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/c/c5/Southern_Hairy-nosed_Wombat.jpg
ミナミケバナウォンバット
Wikipediaによると、ウォンバットの分類は、
ヒメウォンバット属 Vombatus
ーVombatus ursinus ヒメウォンバット Common wombatケバナウォンバット属 Lasiorhinus
ーLasiorhinus krefftii キタケバナウォンバット Northern hairy-nosed wombat
ーLasiorhinus latifrons ミナミケバナウォンバット Southern hairy-nosed wombat
最近のウォンバットに関するニュース
◆ほんとに四角いうんちなのかどうかを確認するだけでも面白いかも!
ウォンバットがモデルとなったキャラクター
そういえばウォンバットはキャラクターとしてもしばしばモチーフになっている人気者ですね!
みずほ銀行の新キャラクター「あおまる」のモデルは、公式には発表されていませんが、目鼻だちからはコアラではなくウォンバットに違いないと私は思っています。
ウォンバットに関連するグッヅ・書籍
動物学に関する書籍
などなど、ウォンバット、ウォンバットのいる動物園について感じるままに書きとめてみました。
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興味深いですよ、動物園でのウォンバットの飼育展示。