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おひつじ座(アリエス)生まれの つくねパパ が 、コミュニケーション最適化運用関連でつぶやきます。「生き物探訪」記事もSEOのショーケース。

名前は海を越えて迷子になる?─アホロートルがウーパールーパーになった理由

海外からやってくる生き物たちの名前には、時として壮大な「伝言ゲームの事故」が隠されています。

言葉の壁を越えるとき、あるいは慣れない異国の地で紹介されるとき、本来の正体とはかけ離れた名前が定着してしまう……。

今回は、そんな「名前の迷子」たちの数奇な運命を辿ってみましょう。

 

1. 運命を変えたマーケティング:ウーパールーパー

 

1980年代、日本中に大ブームを巻き起こした「ウーパールーパー」。

しかし、この名前は図鑑を探しても、日本以外では見つかりません。

彼の正体はメキシコサラマンダー。そして、現地メキシコでの本来の呼び名は「アホロートル(Axolotl)」です。

ところが、日本で紹介される際「アホロートルという響きは少し硬い(あるいは間が抜けて聞こえる?)」と判断されました。

そこで、広告代理店が可愛らしい響きの「ウーパールーパー」という名を考案。

結果、本名を置き去りにして、造語の方が「正式名称」のような顔をして日本に定着したのです。

 

2. 犬か猫か、それともリスか?:名前の「直感」ミス

新しい生き物に出会ったとき、人間はつい「知っているもの」に例えたがります。その直感が、名前に大きな混乱を招きました。

プレーリードッグは「イヌ」ではない?

北米の草原(プレーリー)に住む彼らは、分類学上は「リス」の仲間です。

しかし、外敵を見つけたときに「キャンキャン」と犬のように鳴くことから、初期の探検家たちが「ドッグ」と名付けてしまいました。

見た目はリス、鳴き声はイヌ。名前は声に引っ張られてしまったのです。

ミーアキャットは「ネコ」ではない?

アフリカに住むミーアキャット。

名前にキャットと付き、マングースの仲間ですが、実は「キャット」の由来は猫ではありません。

サンスクリット語で「猿」を意味する言葉や、オランダ語の「湖の猫(実際には湖には住んでいない)」など、複数の語源が混ざり合って定着した、言葉の迷子状態にあります。

 

3. 世界中で産地を間違われる:シチメンチョウ(ターキー)

北米原産のこの鳥ほど、世界中で「出身地」を間違われている生き物はいません。

英語では「Turkey(トルコ)」。

これは、トルコ経由で輸入されていた別の鳥(ホロホロチョウ)と混同されたためです。

しかし、当のトルコではこの鳥を「Hindi(インド)」と呼びます。

さらにフランスでも「d’Inde(インドから)」と呼びます。

トルコでもインドでもないのに、世界中が勝手に彼に異国のラベルを貼り続けているのです。

 

4. 産地も正体も違う:ギニアピッグ(モルモット)

以前の記事でも触れたモルモット。

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英語名の「Guinea Pig(ギニア)」は、さらに迷走しています。

産地はギニアではなく南米。

種類は豚ではなくネズミ(テンジクネズミ)。

「鳴き声が豚に似ていた」「ギニア(西アフリカ)を経由して運ばれた(あるいはギアナと間違えた)」など、勘違いが重なった結果、もはや原型を留めない名前が定着してしまいました。

 

まとめ:名前という「文化のフィルター」

「アホロートル」が「ウーパールーパー」として愛され、「リスの仲間」が「ドッグ」として親しまれる。

これらは分類学上の「間違い」ではありますが、裏を返せば、その土地の人々がその生き物を「どう感じ、どう受け入れたか」という文化の足跡でもあります。

名前が海を渡るとき、そこには必ず人間の「驚き」や「親しみ」というフィルターがかかります。

次に動物園やペットショップで彼らの名前を見たときは、そのラベルの裏側にある、壮大な伝言ゲームの歴史を想像してみてください。

 

興味深いですよ!「名と実がズレてしまった生き物たち」。

 

次回も お楽しみに!

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