「井の頭自然文化園(東京都武蔵野市)の見どころ、井の頭自然文化園で会いたい動物種(亜種)」「井の頭自然文化園のオンリーワン&ナンバーワン-日本でここだけなど見どころ動物種(亜種)」について、以下の目次で記載します。
他の動物園に関するコンテンツは「〇〇〇(動物園名) オンリーワン」の検索でお探しいただけます。
- 「つくねパパの生き物探訪」ログからの気づき
- 国内では井の頭自然文化園(東京都武蔵野市)だけのオンリーワン動物種(亜種)
- 井の頭自然文化園(東京都武蔵野市)飼育展示動物の国内ナンバーワン
- 井の頭自然文化園(東京都武蔵野市)の見どころ、オンリーワン・ナンバーワンまとめ
「つくねパパの生き物探訪」ログからの気づき
「〇〇のいる動物園」「△▼のいる水族館」など、動物たちの種(亜種)名で検索すると確認できる「つくねパパの生き物探訪」のログ。
多くの動物たちの種(亜種)名で記事を書いていると、その飼育展示種(亜種)が国内ではそこだけの、国内オンリーワンの飼育種(亜種)だったり、ある個体の特徴が国内ナンバーワンだったりすることに気づかせてくれます。
今回は、井の頭自然文化園(東京都武蔵野市)の国内オンリーワンや国内ナンバーワンをまとめてみます。
「つくねパパの生きもの探訪」を振り返って気づいた、国内オンリーワンや国内ナンバーワンを記載しますので、抜けや誤解も多いことと思います。
メッセージやコメントを頂戴いただければ、修正・加筆し、できるだけお役に立つコンテンツにしていこうと思っています。
国内では井の頭自然文化園(東京都武蔵野市)だけのオンリーワン動物種(亜種)
日動水(JAZA)の飼育動物検索によると、日動水(JAZA)加盟の動物園・水族館において、以下の動物種(亜種)を飼育展示しているのは、井の頭自然文化園だけのようです。
※JAZA加盟園館以外の施設や個人での飼育例はある可能性があります。
※現在の飼育展示状況に関しては、井の頭自然文化園に問い合わせください。
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シコクヤマドリ
ヤマドリは後姿が美しい。井の頭自然文化園では日本固有種のヤマドリ5亜種のうち4亜種を飼育展示しています。このシコクヤマドリが見られる動物園は井の頭だけです。 pic.twitter.com/3W8xhqjRa6
— 井の頭自然文化園[公式] (@InokashiraZoo) August 25, 2018
シマアジ
カモの仲間のシマアジのオスです。シマアジといえば魚を思い浮かべる人が多いでしょう。魚のシマアジは漢字で縞鯵あるいは島鯵と書き、鳥のほうは縞味と書きます。縞は眉の白斑、味は「味が良い」ことが由来だそうです。このシックな色合いは通好み。 pic.twitter.com/N77NgmoCGr
— 井の頭自然文化園[公式] (@InokashiraZoo) March 11, 2019
シマアジ(縞味、Anas querquedula)は、カモ目カモ科マガモ属に分類される鳥類。
分布:ユーラシア大陸北部から中部で繁殖し、冬季になるとアフリカ大陸、東南アジア、インド、パプアニューギニアなどへ南下し越冬する。日本では渡りの途中に飛来し(旅鳥)、北海道で少数が繁殖し八重山列島で少数が越冬する。
スズガモ
井の頭 2012/10/26
井の頭自然文化園水生物園のカモ舎スズガモ室で、およそ1か月かけて池の改良工事をおこないました。従来、カモ舎の池の面積は、展示室全体の5分の1から8分の1程度しかありませんでした。
マガモ、コガモなどの陸上をよく歩くいわゆる「淡水ガモ」を飼育するのであれば、このくらいの池面積の割合でも問題はありませんが、現在当園で展示しているスズガモ、ホオジロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロなどいわゆる「潜水ガモ」と呼ばれる水鳥は、おもに潜って餌を探す習性があります。そのため、足をバタつかせて水中をうまく泳げるように、淡水ガモよりも足がお尻寄りに付いていて、陸上を歩くのは余り得意ではありません。
スズガモ(鈴鴨、学名:Aythya marila L.)は、カモ目カモ科ハジロ属に分類される鳥類の一種。日本では冬鳥として、亜種スズガモが海岸に多数渡来する。日本に渡来する海ガモ類では、最も渡来数が多い種とされる。東京湾、藤前干潟などでは毎冬大群が見られる。北海道東部では夏でも観察される。
ヤマセミ
飼育員「楽しいな~ヤマセミよ~」
— 井の頭自然文化園[公式] (@InokashiraZoo) December 23, 2018
ヤマセミ「ゆらすな、って言ってんだろ!!!」 pic.twitter.com/k67NGCug8W
あらよっと!ヤマセミ1丁!? pic.twitter.com/uGVp13KKLx
— 井の頭自然文化園[公式] (@InokashiraZoo) December 27, 2018
井の頭自然文化園(東京都武蔵野市)飼育展示動物の国内ナンバーワン
「繁殖賞」実績
(公社)日本動物園水族館協会に加盟している動物園や水族館において、日本で初めて繁殖に成功した動物について表彰されるのが繁殖賞。井の頭自然文化園の過去の実績です。
※現在は飼育展示されていない動物種もあります。
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アライグマ(井の頭自然文化園:1958年)
アカハナグマ(井の頭自然文化園:1958年)
ダマジカ(井の頭自然文化園:1968年)
クロヅル(井の頭自然文化園:1970年)
カンムリバト(井の頭自然文化園:1973年)
シコクヤマドリ(井の頭自然文化園:1988年)
カイツブリ(井の頭自然文化園:2009年)
カンムリエボシドリ(井の頭自然文化園:2006年)
「古賀賞」実績
動物園および水族館での個体繁殖においてすぐれた功績のあった国内の組織団体に、授与される古賀賞。
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・1994年 東京都井の頭自然文化園 「カモ類の繁殖」
・2001年 東京都井の頭自然文化園 「ニホンリスの累代飼育と新たな展示手法」
「エンリッチメント大賞」実績
環境エンリッチメント(=人とともにくらす動物の飼育環境を向上させることを目的にした様々な取り組み)に取り組む動物園や飼育担当者を応援し、市民のみなさまがエンリッチメントを正しく理解・評価することにより、市民と動物園をつなぎ、市民の動物園に対する意識を高めることを目指して、2002年度より市民ZOOネットワークが実施している「エンリッチメント大賞」。
・該当なし
井の頭自然文化園(東京都武蔵野市)の見どころ、オンリーワン・ナンバーワンまとめ
動物園や資料館、彫刻館のある「動物園(本園)」と、水生物館や水鳥の展示がある「水生物園(分園)」に分かれている井の頭自然文化園。
アジアゾウはな子の飼育展示や熱帯鳥温室が終了し、新たにイノシシの展示が始まるなど施設の更新も行われています。
井の頭池を背景にした水生物園(分園)や本園でも、日本固有種(亜種)の飼育展示に特徴があります。2019年夏、井の頭自然文化園に現存する動物で見逃してはもったいないと思うのは、
ヤマセミとカイツブリ、コイ、カメなどの混合展示(水生物園・分園)
カモ類(水生物園・分園)
スズガモ、シアアジ、オシドリなどなど、充実したカモ類の飼育展示。
アオゲラ
日動水(JAZA)加盟園では、井の頭自然文化園と盛岡市動物公園の2園のみで飼育展示されています。
ヤマドリ
日本固有種の5亜種のうち4亜種を飼育展示。
リスの小径
ウォークスルーできる二ホンリスの飼育展示施設。
井の頭自然文化園に関連するグッヅ・書籍
動物学に関する書籍
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などなど、「井の頭自然文化園(東京都武蔵野市)の見どころ、井の頭自然文化園で会いたい動物種(亜種)」「井の頭自然文化園のオンリーワン&ナンバーワン-日本でここだけなど見どころ動物種(亜種)」についてまとめてみました。
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興味深いですよ!!井の頭自然文化園。