「サキのいる動物園」「シロガオサキのいる動物園」「ヒゲサキのいる動物園」「クロサキのいる動物園」について、以下の目次で記載しています。
- サキのいる動物園がわかる「飼育動物検索」
- サキを飼育展示している動物園(日動水・JAZA加盟園館)
- 日本動物園水族館協会(日動水・JAZA)に非加盟の「サキ飼育施設」
- サキのいる動物園
- サキ(猿)とは?
- サキに関する最近のニュース
サキのいる動物園がわかる「飼育動物検索」
日本動物園水族館協会(日動水・JAZA)の公式サイトには、「飼育動物検索」という便利な機能があって、JAZA加盟の動物園・水族館で飼育されている動物を検索できます。
◆日本動物園水族館協会(日動水・JAZA)http://www.jaza.jp/
◆日本動物園水族館協会(日動水・JAZA)>飼育動物検索>動物を探す
動物を探す | 動物園と水族館
2017年春に検索システムが改修され、また2019年4月にはサイトリニューアルもなされ、ますます使える!ようになりました。
サキを飼育展示している動物園(日動水・JAZA加盟園館)
さて、この日本動物園水族館協会(日動水・JAZA)の飼育動物検索で、哺乳類の「サキ」を検索し、その結果を「Saki サキのいる動物園」「ヒゲサキのいる動物園」「クロサキのいる動物園」「シロガオサキのいる動物園」として一覧(リスト)にしてみました。
(2020年5月追記)2019年11月に、日本平動物園のヒゲサキ「サッチャン(♀)」「ナン(♀)」が浜松市動物園へ出園しました。
上記を踏まえまして、
サキのいる動物園(日動水・JAZA加盟園)は、ヒゲサキを飼育展示しているのが「日本平動物園」「浜松市動物園」「東山動植物園」「日本モンキーセンター」の4施設、シロガオサキを飼育展示しているのが「上野動物園」「日本平動物園」「日本モンキーセンター」の3施設です。
(追加情報がありましたらコメントにてお知らせいただければ修正します。)
日本動物園水族館協会(日動水・JAZA)に非加盟の「サキ飼育施設」
日本動物園水族館協会(日動水・JAZA)に加盟していない施設で飼育されているサキ(シロガオサキ、ヒゲサキなど)に関する情報を以下に記します。
また、情報をコメントにてお知らせいただけましたら掲載します。
・情報なし。
サキのいる動物園
上記データから「サキのいる動物園」「シロガオサキのいる動物園」「ヒゲサキのいる動物園」「クロサキのいる動物園」を以下に列挙します。
追加情報等ありましたらコメントにてお知らせください。
上野動物園(東京都台東区)
シロガオサキ1頭:オス。
上野動物園がTwitterを開始して2年半以上、この間つぶやかれなかった動物のうちの一種「シロガオサキ」。南米の北東部あたりでくらすサルの仲間。黒いモジャモジャの中に、名前の通りの白い顔。 pic.twitter.com/ieuy6idrzq
— 上野動物園[公式] (@UenoZooGardens) November 7, 2015
シロガオサキ お母さん メス
死亡年齢:18歳、死亡日:2015年10月14日、飼育期間:13年11ヵ月、
2001年10月17日に来園し、4頭の子供を出産しました。現在くらしているオスのお母さんでもあります。
シロガオサキ
東園サル舎では、シロガオサキも誕生。2007年5月1日に1頭が生まれました(性別不明)。生後60日くらいまでは、母親の胸にかくれていて、ときどき顔を出すていどですが、その後、母親の背中に乗るようになります。生後5か月にもなると、親から離れ、跳ね回るようになります。
シロガオサキの赤ちゃん - うごく!どうぶつ図鑑 - 東京ズーネットBB
2004年12月25日と26日、上野動物園のシロガオサキが出産しました。2頭のメスが1頭ずつ産んだのですが、残念ながら、赤ちゃん2頭のうち1頭が12月27日に死亡してしまい、残った1頭(オス)が育っています。父親は推定10歳以上、母親は推定7歳と6歳です。これらおとなの個体は、2001年10月に千葉県の行川アイランド(2001年8月閉園)からやってきました。
ゾウ舎近くのサル舎の展示室を見ると、まず目をひかれるのは父親の方かもしれません。というのは、シロガオサキのオスは、名前のとおり顔に白い毛が密生しているのです。でも、メスの方をよーく見てください。赤ちゃんがお母さんのからだにしっかりくっついています。ビデオは比較的子どものようすがわかりやすいシーンをとらえています。
赤ちゃんは早くも額のあたりから顔が白くなりつつあります。(2005年2月21日撮影)
日本平動物園(静岡県静岡市)
ヒゲサキ4頭:
ジャワ(オス、2006年3月14日来園、非公開)、
キーマ(メス、2006年3月14日来園、非公開)、
チャパティ(オス、2017年11月29日生まれ、父ジャワ・母キーマ(ジャワとキーマの第6仔))、
クミン(オス、2013年10月6日生まれ、父ジャワ・母キーマ(ジャワとキーマ第4仔))。
日本平動物園では
【展示】
♂チャパティ 2017年11月29日当園生まれ
♂クミン 2013年10月6日当園生まれ【バックヤード(非公開)】
♂ジャワ 2006年3月14日来園
♀キーマ 2006年3月14日来園現在、小型サル舎で2頭を展示し、バックヤードも含めて計4頭を飼育しています。
2019.11.19#ヒゲサキの飼育日誌 を更新しました。
— 静岡市立日本平動物園 (@nhdzoo) 2019年11月27日
「サッチャン(♀)ナン(♀)浜松市動物園へ出園する。」#日本平動物園 #ヒゲサキ pic.twitter.com/0SsxV5Tzjl
ヒゲサキ
♂ジャワ 2006年3月14日来園
♀キーマ 2006年3月14日来園
♂チャパティ2017年11月29日生まれ(ジャワとキーマの第6仔)【バックヤード(非公開)】
♀サッチャン 2009年9月6日当園生まれ(ジャワとキーマの第2仔)
♂クミン 2013年10月6日当園生まれ(ジャワとキーマ第4仔)
♀ナン 2015年10月20日当園生まれ(ジャワとキーマの第5仔)現在、小型サル舎で3頭を展示し、バックヤードも含めて計6頭を飼育しています。
日本平動物園では2006年よりヒゲサキの飼育を開始し、翌2007年に赤ちゃんが誕生しました。
ヒゲサキの繁殖は国内初の快挙で、繁殖賞を受賞しました。ジャワとキーマは、これまでに6頭繁殖し、
2007年生まれの第1仔は日本モンキーセンターへ婿入り、
2011年生まれの第3仔は東山動物園へ嫁入りしました。
2015年10月20日に小型サル舎でヒゲサキの赤ちゃんが生まれました!
ヒゲサキは南米のアマゾン河口域などに生息するオマキザル科のサルで、
立派なヒゲと盛り上がった冠毛が特徴です。
国内の動物園では、4園館で十数頭しか飼育されていないとても珍しいサルです。当園で2006年から飼育しているジャワ(♂)とキーマ(♀)はとても相性が良く、
2007年の初繁殖以降、今回で5度目の繁殖になります。※1枚目の写真:父親のジャワ(♂)
2枚目の写真:6月の交尾の様子
3枚目:出産当日のキーマ(♀)と赤ちゃん今年の春から夏にかけて頻繁に交尾行動が観察されていましたが、
8月中旬を最後に交尾行動は見られなくなっていました。次第にキーマ(♀)のお腹が大きくなり、9月頃から父親や姉のクミン(♀、2013年生まれ)が
飼育担当者に対して激しく威嚇するようになってきていたため、
妊娠・出産の可能性が高いと判断し、準備を進めていました。
シロガオサキ2頭:
ミツオ(オス、1993年10月23日日本平動物園生まれ)、
ヨツバ(メス、1998年11月3日上野動物園生まれ→2014年1月日本平動物園へ)。
2018.10.24#シロガオサキの飼育日誌 を更新しました。
— 静岡市立日本平動物園 (@nhdzoo) October 28, 2018
「ミツオ(♂)ヨツバ(♀)残餌多い。」#日本平動物園 #シロガオサキ pic.twitter.com/QJW9uL0khK
浜松市動物園(静岡県浜松市)
ヒゲサキ2頭:
さっちゃん(メス、2009年9月6日日本平動物園生まれ、父ジャワ・母キーマ(ジャワとキーマの第2仔)→2019年11月浜松市動物園へ)、
ナン(メス、2015年10月20日日本平動物園生まれ、父ジャワ・母キーマ(ジャワとキーマの第5仔)→2019年11月浜松市動物園へ)。
浜松市動物園公式サイト/わくわく!はまZOO/NPO法人浜松市動物園協会
ヒゲサキのメス二頭。
愛称は
しっぽが長い方がナンちゃん、
しっぽが短い方がさっちゃんです。エサの時間になると2頭揃って手を叩き催促してきます。
東山動植物園(愛知県名古屋市)
ヒゲサキ?頭:
2010年08月15日(日) 北園の動物たち
暑さを避けて、日陰でグルーミングしているヒゲサキ夫婦。
日本モンキーセンタ―(愛知県犬山市)
ヒゲサキ?頭:
シロガオサキ?頭:モップ(オス)。
【今日のモップくん】
— 日本モンキーセンター(公式) (@j_monkeycentre) 2019年12月24日
メリークリスマス!
「こんなツリーを時間かけて作る暇があるならもっと掃除してくれ」と思っているモップくんです。
⭐︎を取られました。(根本)#今日のモップくん #シロガオサキ #モップくん #クリスマス pic.twitter.com/vFxCQq7c51
【今日のモップくん】
— 日本モンキーセンター(公式) (@j_monkeycentre) 2019年12月11日
完食→好き♡
しばらく食べてポイっ→食べ飽きたor他に美味しそうな物があった
一口食べてポイっ→好みじゃない
臭いを嗅いでいなくなる→食べ物じゃないと思っている
近寄っても来ない→また変な物持ってきやがったと思っている
(根本)#モップくん #シロガオサキ pic.twitter.com/DglE7stpju
【中秋のモップくん】
— 日本モンキーセンター(公式) (@j_monkeycentre) September 13, 2019
月の模様は「餅つきをしているうさぎ」「カニ」「ヒキガエルの頭と前足」などいろんな形に例えられています。でも、よく見るとモップくんにも見えるでしょ?
モップくんに見えた方は多分疲れています。(根本)#今日のモップくん #モップくん #シロガオサキ #満月 #中秋の名月 pic.twitter.com/LQooG7VHtb
シロガオサキのモップです。野生では地面に降りることは滅多にありませんが、モップは朝、地面に仰向けになり伸びをして日光浴を気持ちよさそうにしています。メスがいないので比べられませんが、オスとメスで毛色が違います。#JMC動物紹介 pic.twitter.com/R5b99E6yqn
— 日本モンキーセンター(公式) (@j_monkeycentre) June 14, 2016
サキ(猿)とは?
サキの概要は、wikipediaを引用します。
サキ (saki) は、サキ属 (Pithecia) およびヒゲサキ属 (Chiropotes)に分類される猿の総称。南米アマゾンの北側に分布する。
ヒゲサキ属はサキ亜科には属するが、サキ属よりウアカリ属 (Cacajao) に近縁である。
特徴:オスのサキには白い顔が、メスのサキの顔には白いマークがある。
他の猿と異なり、両親とその子らによる小さい家族グループで生活する。
種
―シロガオサキ Pithecia pithecia
―モンクサキ Pithecia monachus
ーPithecia albicans
ーPithecia aequatorialis
ーPithecia irrorata
ーヒゲサキ Chiropotes satanas
ーChiropotes chiropotes
ーChiropotes israelita
ーChiropotes utahickae
ーChiropotes albinasus
サキに関する最近のニュース
サキに関する最近のニュースをいくつかあげていきます。
シロガオサキに関連するグッヅ・書籍
ヒゲサキに関連するグッヅ・書籍
動物学に関する書籍
などなど、「サキのいる動物園」について、まとめてみました。
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興味深いですよ!!動物園でのサキ飼育展示。