「ウミガラスのいる水族館」「オロロン鳥のいる水族館」について、以下の目次で記載します。
- ウミガラスのいる水族館が明らかになる「飼育動物検索」
- ウミガラスを飼育展示している水族館
- 日本動物園水族館協会(日動水・JAZA)に非加盟の「ウミガラス飼育施設」
- ウミガラスのいる水族館 / オロロン鳥のいる水族館
- ウミガラスとは?
- ウミガラス(オロロン鳥)に関する主要なニュース
同じウミスズメ科の「パフィンのいる動物園」「エトピリカのいる水族館」については以下を参照ください。
同じウミガラス科の「ウトウのいる動物園水族館」に関しては以下のリンク先を参照ください。
ウミガラスのいる水族館が明らかになる「飼育動物検索」
日本動物園水族館協会(日動水・JAZA)の公式サイトには、「飼育動物検索」という便利な機能があって、JAZA加盟の動物園・水族館で飼育されている動物を検索できます。
◆日本動物園水族館協会(日動水・JAZA)
http://www.jaza.jp/
◆日本動物園水族館協会(日動水・JAZA)>飼育動物検索>動物を探す
飼育動物検索 | 動物園と水族館
2017年春に検索システムが改修されたので、登録データも以前より新しくなって、使える!ようになりました。
ウミガラスを飼育展示している水族館
さて、この日本動物園水族館協会(日動水・JAZA)の飼育動物検索で、「ウミガラス」を検索し、その結果を「Murre ウミガラスのいる水族館」「オロロン鳥のいる水族館」として一覧(リスト)にしてみました。
(2021年4月追記)新潟市水族館マリンピア日本海で、ウミガラスの飼育展示が始まっています。
上記を踏まえ、
ウミガラスのいる水族館(日動水・JAZA加盟館)は、アクアマリンふくしま、葛西臨海水族園、新潟市水族館マリンピア日本海の3施設です。
日本動物園水族館協会(日動水・JAZA)に非加盟の「ウミガラス飼育施設」
日本動物園水族館協会(日動水・JAZA)に加盟していない施設(個人を含む)で飼育されているウミガラスの情報を以下に記します。
また、情報をコメントにてお知らせいただけましたら掲載します。
・情報なし
ウミガラスのいる水族館 / オロロン鳥のいる水族館
上記データから「ウミガラスのいる水族館」「オロロン鳥のいる水族館」を以下に列挙します。
追加情報等ありましたらコメントにてお知らせください。
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アクアマリンふくしま(福島県いわき市)
ウミガラス:
ウミガラスの卵がかえりました!当館では初めてのことです。
— アクアマリンふくしま (@aquamarinestaff) August 1, 2018
今はバックヤードにいるため、お客様からはご覧いただけませんが、すくすくと大きくなることを祈っていてください。#ウミガラス #アクアマリンふくしま pic.twitter.com/dAwDHEw7zh
葛西臨海水族園(東京都江戸川区)
ウミガラス:
【北海道・天売島に海鳥調査に行ってきました①】
— 葛西臨海水族園[公式] (@KasaiSuizokuen) July 12, 2018
水族園でも展示しているウミガラスの国内唯一の繁殖地でもある天売島。
「人と海鳥が共生する島」での調査の模様を紹介します!#かさりん #tslp_r pic.twitter.com/fb19oq9hzO
[水中にエトピリカが多く、陸にウミガラス]
新潟市水族館マリンピア日本海(新潟県新潟市)
ウミガラス:
ウミガラス、今日から公開です。 pic.twitter.com/k2sDvKevpe
— 新潟市水族館マリンピア日本海PR (@marinepia_2) April 8, 2021
ウミガラスとは?
ウミガラス(海烏、Uria aalge)は、チドリ目・ウミスズメ科に分類される海鳥の一種。現生のウミスズメ類の中では大型の種類である。
分布:北太平洋と北大西洋、北極海に広く分布する。日本周辺では樺太の海豹島(16-18万羽)、海馬島(520羽)、ハバロフスク周辺(600-700つがい)、北方領土の歯舞群島(1484羽)に分布し、冬期には本州の北部まで南下する。
採餌:水中では翼で羽ばたいて泳ぎ、水深50m(最深記録180m)を3分間ほど潜水できる。ただし脚が体の後方にあるため、陸上を歩くのが苦手である。巧みに潜水してイカ、シシャモら稚魚、イカナゴ、カジカ、ギンポなどを捕食する。雛に給餌する場合、半分のどに入れた状態で繁殖地へ戻る。
飛翔:飛ぶ時は短い翼で高速で羽ばたき、海面近くを飛ぶ。
繁殖:繁殖期には無人島や陸生の捕食者が近づけないような崖や崖の上に集団でコロニー(集団繁殖地)を作る。密度は最大で20羽/m²となる。 多くの個体の繁殖開始年齢は5歳で、少なくとも20年は繁殖が可能である。
巣を作らず岩や土の上に直接1個産卵する。卵が失われた場合1度だけ産み直すことがある。卵は他の鳥に比べると一端が尖っており、「セイヨウナシ型」と呼ばれる。この形状は転がってもその場で円を描くようにしか転がらないため、断崖から落ちにくい。
生息状況
かつては北海道羽幌町天売島、松前町渡島小島、ユルリ島、モユルリ島で繁殖し、その鳴き声から「オロロン鳥」と呼ばれている。しかし、漁網による混獲、観光による影響、捕食者の増加、エサ資源の減少などにより数が減少したと考えられている。
[北海道羽幌町天売島へは羽幌から船で]
ウミガラス(オロロン鳥)に関する主要なニュース
ウミガラス / オロロン鳥に関する最近のニュースをいくつかあげておきます。
ウミガラス に関するグッヅ・書籍等
オロロン鳥 に関するグッヅ・書籍等
動物学に関する書籍
などなど、「ウミガラスのいる水族館」「オロロン鳥のいる水族館」について、まとめてみました。
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興味深いですよ!!水族館でのウミガラス / オロロン鳥の飼育展示。