「円山動物園(北海道札幌市)の見どころ、円山動物園で会いたい動物種(亜種)」「円山動物園のオンリーワン&ナンバーワン-日本でここだけなど見どころ動物種(亜種)」について、以下の目次で記載します。
他の動物園に関するコンテンツは「〇〇〇(動物園名) オンリーワン」の検索でお探しいただけます。
- 「つくねパパの生き物探訪」ログからの気づき
- 国内では円山動物園(北海道札幌市)だけのオンリーワン動物種(亜種)
- 円山動物園(北海道札幌市)飼育展示動物の国内ナンバーワン
- 円山動物園(北海道札幌市)の見どころ、オンリーワン・ナンバーワンまとめ
「つくねパパの生き物探訪」ログからの気づき
「〇〇のいる動物園」「△▼のいる水族館」など、動物たちの種(亜種)名で検索すると確認できる「つくねパパの生き物探訪」のログ。
多くの動物たちの種(亜種)名で記事を書いていると、その飼育展示種(亜種)が国内ではそこだけの、国内オンリーワンの飼育種(亜種)だったり、ある個体の特徴が国内ナンバーワンだったりすることに気づかせてくれます。
今回は、円山動物園(北海道札幌市)の国内オンリーワンや国内ナンバーワンをまとめてみます。
「つくねパパの生きもの探訪」を振り返って気づいた、国内オンリーワンや国内ナンバーワンを記載しますので、抜けや誤解も多いことと思います。
メッセージやコメントを頂戴いただければ、修正・加筆し、できるだけお役に立つコンテンツにしていこうと思っています。
国内では円山動物園(北海道札幌市)だけのオンリーワン動物種(亜種)
日動水(JAZA)の飼育動物検索によると、日動水(JAZA)加盟の動物園・水族館において、以下の動物種(亜種)を飼育展示しているのは、円山動物園だけのようです。
※JAZA加盟園館以外の施設や個人での飼育例はある可能性があります。
※現在の飼育展示状況に関しては、円山動物園に問い合わせください。
---
◆ワウワウテナガザル(ジャワテナガザル)←現在はワウワウテナガザル非展示
ワウワウテナガザル(学名:Hylobates moloch)は、霊長目テナガザル科テナガザル属に分類されるサル。
分布:インドネシア(ジャワ島)固有種形態:体毛は青味がかった灰色で、頭部の毛は暗い灰色または黒色をしている。他のテナガザルと同様、尾はなく体に比べ長い腕を持つ。平均体重は8キログラムである。
亜種:ワウワウテナガザルには2亜種が存在する[4]。
ニシワウワウテナガザル(Western Silvery GibbonまたはWestern Javan Gibbon), Hylobates moloch moloch
ヒガシ(チュウオウ)ワウワウテナガザル(Eastern Silvery GibbonまたはCentral Javan Gibbon), Hylobates moloch pongoalsoni
サトウチョウ
Blue-crowned hanging parrot - Wikipedia
オス
メス
シンガポール、スマトラ、カリマンタン、その他近隣の島々に分布し、低地の、樹木がまばらに生えている林や農場(果樹園)に住んでいます。
英名の由来は、"頭のてっぺんが青く、また、夜眠るときや日中休む時に枝から逆さにぶら下がる"という習性から来ています。(園内の「動物解説看板」も上下逆に記載しています。印刷ミスではありません。)
花蜜や花、果実、種子、小さな昆虫を食べていますが、和名(=砂糖鳥)のとおり、甘いものが大好きです。
絶滅の危険が増大しているとして、『レッドデータブック』に「絶滅危急種」として載せられています。円山動物園では1997年6月に国内で初めて繁殖に成功し、『日本動物園水族館協会』から「繁殖賞」を受賞しました。
サイイグアナ
サイイグアナ(学名:Cyclura cornuta)は、イグアナ科ツチイグアナ属に分類されるトカゲ。
分布:アメリカ合衆国、ハイチ(イスパニョーラ島)、ドミニカ共和国
形態:全長130cm。吻端の鱗(吻端板)と鼻孔が開口する鱗(鼻板)は接するか、間に1-2列の小さい鱗が入る。前額板や額板は角状になり、和名や英名(Rhinoceros=サイ)の由来になっている。眼の下に並ぶ鱗(眼下板)は鼓膜までで10-16枚。頬板は不規則に並ぶ。後頭部は瘤状に盛りあがる。頸部背面にはあまり発達しない14-25枚の、鬣状の鱗(クレスト)が並ぶ。胴体や尾の背面にもクレストが並ぶ。大腿孔は32-80個で2列(部分的に1、3列になる個体もいる)に並ぶ。背面の体色は暗褐色や灰褐色、黒。
幼体はクレストが発達しない。体色は黒味が強く、不鮮明な明色の横縞が9本入る。横縞は成長に伴い消失する。
トゲチャクワラ
お食事中の「トゲチャクワラ」。
— マルヤマン@円山動物園(公式) (@marudou_fan) June 20, 2017
おいしそう(^0^)♪ pic.twitter.com/72H5u4JxHx
別名エンジェルアイランドチャクワラと呼ばれ、全長60cm程度です。
メキシコのアンヘルデラグアルダ島および周辺の島の固有種です。
主に地表棲ですが、岩や低木に登る立体的な活動も行います。
繁殖形態は卵生で6~8月にかけて1回に5~16個の卵を産み、1ヶ月半ほどで孵化をします。
トゲチャクワラ(Sauromalus hispidus)は、爬虫綱有鱗目イグアナ科Sauromalus属に分類されるトカゲ。別名エンジェルアイランドチャクワラ。
分布:メキシコ(アンヘルデラグアルダ島などの、カリフォルニア湾北西部の島嶼)。模式標本の産地(基準産地・タイプ産地・模式産地)はアンヘルデラグアルダ島。
形態:全長60センチメートルと、属内でも大型。頚部には、棘状の鱗が並んでいる。種小名hispidusは、ラテン語で「とげのある・とげの多い」の意。
ツギオミカドヤモリ
ツギオミカドヤモリ(継尾帝守宮、Rhacodactylus leachianus)はミカドヤモリ属に分類されるヤモリ。別名ニューカレドニアジャイアントゲッコー。
分布:ニューカレドニア本島、イルデパン島および周辺の島嶼固有種
形態:最大全長42cmで、ミカドヤモリ属だけではなくイシヤモリ科最大・最重量種。色彩は樹皮に似ていて環境によりある程度変色させることができる。また苔のような斑紋が入る事もある。尾は小型で細く、再生尾(継いだ尾)のように見えることが和名の由来。
コモチカナヘビ
コモチカナヘビ(Zootoca vivipara)は、有鱗目カナヘビ科コモチカナヘビ属に分類されるトカゲ。本種のみでコモチカナヘビ属を構成する。
分布:ヨーロッパおよびアジアに広く分布しており、トカゲ類の中では最も分布域が広い。分布はメキシコ湾流が北部まで達し比較的温暖である北極圏北部の北ヨーロッパにまで及び、トカゲ類の中では最も北部に生息する種となっている。また、アイルランドや北海道、サハリンなどにも分布する。地中海地方の大部分には分布しないものの、スペイン北部、イタリア北部、セルビア、マケドニア共和国やブルガリアなどにも分布するが、黒海周辺地域には分布しない。
日本では1961年に発見され、北海道のサロベツ原野周辺から稚内市・猿払村・浜頓別町にかけて分布する。
マツカサトカゲ
ツチノコみたいだけど、これはマツカサトカゲだZoo。松ぼっくりみたいだZoo pic.twitter.com/2cKcs50cS3
— マルヤマン@円山動物園(公式) (@marudou_fan) May 8, 2015
マダラスナボア
ヒラオリクガメ
ヒラオリクガメ(平尾陸亀、学名:Pyxis planicauda)は、リクガメ科クモノスガメ属に分類されるカメ。
カンボジアモエギハコガメ
モエギハコガメ(Cuora galbinifrons)は、爬虫綱カメ目イシガメ科ハコガメ属に分類されるカメ。
円山動物園(北海道札幌市)飼育展示動物の国内ナンバーワン
「繁殖賞」実績
(公社)日本動物園水族館協会に加盟している動物園や水族館において、日本で初めて繁殖に成功した動物について表彰されるのが繁殖賞。円山動物園の過去の実績です。
※現在は飼育展示されていない動物種もあります。
---
アカカンガルー(人工)(円山動物園:1958年)
ダイアナモンキー(円山動物園:1967年)
クロクモザル(円山動物園:1976年)
アフリカタテガミヤマアラシ(円山動物園:1977年)
ミズオオトカゲ(円山動物園:1982年)
マレーバク(人工)(円山動物園:1984年)
ウミネコ(人工)(円山動物園:1986年)
ドグエラヒヒ(人工)(円山動物園:1987年)
ユキヒョウ(円山動物園:1987年)
ブラッザモンキー(円山動物園:1988年)
タスマニアデビル(円山動物園:1988年)
ペルシャヒョウ(円山動物園:1989年)
アメリカワシミミズク(円山動物園:1989年)
アオガン(人工)(円山動物園:1990年)
イヌワシ(円山動物園:1990年)
アカハラヤブワラビー(円山動物園:1990年)
コディアックヒグマ(人工)(円山動物園:1992年)
オオワシ(円山動物園:1993年)
サトウチョウ(円山動物園:1997年)
ヨウスコウワニ(円山動物園:2001年)
モモイロインコ(円山動物園:2002年)
カンボジアモエギハコガメ(円山動物園:2004年)
「古賀賞」実績
動物園および水族館での個体繁殖においてすぐれた功績のあった国内の組織団体に、授与される古賀賞。
---
・該当なし
「エンリッチメント大賞」実績
環境エンリッチメント(=人とともにくらす動物の飼育環境を向上させることを目的にした様々な取り組み)に取り組む動物園や飼育担当者を応援し、市民のみなさまがエンリッチメントを正しく理解・評価することにより、市民と動物園をつなぎ、市民の動物園に対する意識を高めることを目指して、2002年度より市民ZOOネットワークが実施している「エンリッチメント大賞」。
・エンリッチメント大賞 2003 飼育担当者部門 大賞 吉田淳一さん[ 札幌市円山動物園 / 北海道 ]
・エンリッチメント大賞 2007 動物園人賞 本田直也さん[ 札幌市円山動物園 / 北海道 ]
円山動物園(北海道札幌市)の見どころ、オンリーワン・ナンバーワンまとめ
2019年夏、円山動物園に現存する動物の飼育展示で見逃してはもったいないと思うのは、
◆ワウワウテナガザル←現在はワウワウテナガザル非展示
サトウチョウ
は虫類・両生類館
サイイグアナ
トゲチャクワラ
ツギオミカドヤモリ
コモチカナヘビ
マツカサトカゲ
マダラスナボア
ヒラオリクガメ
カンボジアモエギハコガメ
また、以下の動物もJAZA加盟の飼育展示施設は少なく、おすすめです。
サンショクキムネオオハシ
ハイタカ
そして、以下の人気動物たちの飼育展示もおススメです。
ゾウ舎
ホッキョクグマ舎
円山動物園に関連するグッヅ・書籍
動物学に関する書籍
---
などなど、「円山動物園(北海道札幌市)の見どころ、円山動物園園で会いたい動物種(亜種)」「円山動物園のオンリーワン&ナンバーワン-日本でここだけなど見どころ動物種(亜種)」についてまとめてみました。
メッセージやコメントを頂戴すれば、修正・加筆し、できるだけお役に立つコンテンツにしていこうと思っています。改めましてよろしくお願いします。
興味深いですよ!!円山動物園。