「カイツブリのいる動物園」「カイツブリのいる水族館」について、以下の目次で記載しています。
- カイツブリのいる動物園 / カイツブリのいる水族館がわかる「飼育動物検索」
- カイツブリを飼育展示している動物園・水族館(日動水・JAZA加盟園館)
- 日本動物園水族館協会(日動水・JAZA)に非加盟の「カイツブリ飼育施設」
- 「カイツブリのいる動物園」「カイツブリのいる水族館」
- カイツブリとは
- カイツブリに関する最近のニュース
カイツブリのいる動物園 / カイツブリのいる水族館がわかる「飼育動物検索」
日本動物園水族館協会(日動水・JAZA)の公式サイトには、「飼育動物検索」という便利な機能があって、JAZA加盟の動物園・水族館で飼育されている動物を検索できます。
◆日本動物園水族館協会(日動水・JAZA)http://www.jaza.jp/
◆日本動物園水族館協会(日動水・JAZA)>飼育動物検索>動物を探す
動物を探す | 動物園と水族館
2017年春に検索システムが改修され、また2019年4月にはサイトリニューアルもされ、ますます使える!ようになりました。
カイツブリを飼育展示している動物園・水族館(日動水・JAZA加盟園館)
さて、この日本動物園水族館協会(日動水・JAZA)の飼育動物検索で、「カイツブリ」を検索し、その結果を「Little grebe カイツブリのいる動物園」「カイツブリのいる水族館」として一覧(リスト)にしてみました。
上表の補足情報を以下に・・・・。
カイツブリを飼育展示している動物園と水族館(日動水・JAZA加盟園)は4施設(2019年4月現在)。
(追加情報がありましたらコメントにてお知らせいただければ修正します。)
日本動物園水族館協会(日動水・JAZA)に非加盟の「カイツブリ飼育施設」
日本動物園水族館協会(日動水・JAZA)に加盟していない施設で飼育されているカイツブリに関する情報を以下に記します。
また、情報をコメントにてお知らせいただけましたら掲載します。
・姫路市立水族館
カイツブリが姫路市立水族館へ旅立ちました | 東京ズーネット
カイツブリが姫路市立水族館へ旅立ちました
└─井の頭 2011/08/26井の頭自然文化園水生物館生まれのカイツブリ2羽が、兵庫県の姫路市立水族館へ移動しました。
2011年6月3日のニュースでカイツブリのかわいらしい4羽のひなが成長するようすをお伝えしました。その後も順調に成長し、採血による性別検査をおこなったところ、オス2羽とメス2羽だとわかりました。そのうちのオスとメス1羽ずつが姫路市立水族館の要望で移動することになり、2011年7月28日に旅立ちました。新たな生活場所で、元気に過ごしていると思います。
※野生のカイツブリのいる施設は、公園の池や堀などたくさんあります。
※こちらでは、(展示や種の保存を目的に)カイツブリを飼育登録している施設を対象としています。
「カイツブリのいる動物園」「カイツブリのいる水族館」
上記データから「カイツブリのいる動物園」「カイツブリのいる水族館」4施設を以下に列挙します。
追加情報等ありましたらコメントにてお知らせください。
サケのふるさと 千歳水族館(北海道千歳市)
「カイツブリ」は、当館でただ一種類の鳥類です。千歳には夏の渡り鳥としてやってくるこの小さな水鳥は、千歳川でも時折その姿を見かけることがありますが、警戒心が強く野外ではなかなか近づくことができません。そんなカイツブリの可愛いらしい姿だけでなく、2mほどの水深を苦も無く潜水してエサをとる様子なども、すぐ間近でご覧いただけます。
通常は2羽を展示ししていますが、繁殖期などでケンカをしてしまう時期には、1羽をバックヤードに隔離していることもあります。
多摩動物公園(東京都日野市)
“かいつぶり”は、日本の水辺で年中みられる鳥ですが、俳句では「三冬」の季語として使われるんですね。そのかわり、「鳰(にお=カイツブリのこと)の浮巣」は夏の季語。趣あるなあ(n'∀')η もちろんTamaZooでも年中潜ってますよ(セ) pic.twitter.com/hd20nQuCE8
— 多摩動物公園[公式] (@TamaZooPark) October 20, 2014
カイツブリ、教科書どおりの繁殖
└─2013/06/14多摩動物公園アジア園のバードケージで展示しているカイツブリのペアが自然繁殖しました。孵化したひなは2羽で、6月に入ってからも順調に育っています。
繁殖ペアは2009年9月に井の頭自然文化園から移動してきた個体です。井の頭では2009年6月に繁殖に成功し、そのときの記録が、東京動物園友の会の雑誌「どうぶつと動物園」(2010年夏号)に掲載されました。
2012年、その記録と井の頭自然文化園での飼育研修をもとに、餌の内容と与え方を変更しました。
小魚は週2回入荷します。そこで、常に新鮮な魚を与えるために、毎日与えるのではなく、入荷日に合わせて週2回給餌することにしました。1週間の給餌量は今までと同じですが、日によって摂餌量に差が出るので、小魚を与えない日にはコオロギやミールワームを少量与えるようにしました。井の頭の記事によると2009年4月から翌年1月まで繁殖行動が続いていたようで、ほぼ周年繁殖期といえます。多摩では、2012年7月と9月に産卵が見られ、繁殖行動に季節性があるようです。井の頭は屋内での飼育展示、多摩では屋外の生活ということが、この違いに影響していると思います。
井の頭自然文化園(東京都武蔵野市)
水生物館のカイツブリです。エサは主にモツゴなどの魚なのですが、最近は十分な量を用意できないため、コオロギを多めに与えています。手からコオロギを受け取ってはくれますが、野性味が強く人になかなか慣れてはくれない様です・・・ pic.twitter.com/M7UrmVz5Tn
— 井の頭自然文化園[公式] (@InokashiraZoo) August 13, 2018
水生物館のカイツブリが入れ替わりました!
— 井の頭自然文化園[公式] (@InokashiraZoo) January 4, 2015
今までいたカイツブリは上野動物園に引越しして、新しく水生物園の屋外展示から、このペア(写真)がやってきました。よろしくお願い致します。 pic.twitter.com/uMkkETPCgN
琵琶湖博物館(滋賀県草津市)
琵琶湖博物館では、このバイカルアザラシをはじめ、チョウザメやカイツブリなどの給餌タイムのイベントもあります。生き生きとした姿が間近で見られるのでおすすめです(※イベントは当日の状況や動物の体調などにより中止する場合があります)。
同館では、2016年の水族展示室などのリニューアルを皮切りに、2020年まで順次リニューアルが予定されています。
滋賀県立琵琶湖博物館 「カイツブリ調査」や「橋の名前調査」の結果報告も! フィールドレポーターの交流会を開催します|滋賀県ホームページ
2014.8.16 希少種「カイツブリ」のひな誕生 滋賀の琵琶湖博物館
滋賀県草津市の県立琵琶湖博物館で、県鳥「カイツブリ」のヒナ3羽が誕生し、同館・水族展示室で公開されている。ヒナが泳いだり親からエサをもらったりする愛らしい姿が、訪れた人たちを楽しませている。同館でカイツブリのヒナが生まれたのは5年ぶり。
姫路市立水族館(兵庫県姫路市)←現在のカイツブリの展示については要確認
カイツブリが姫路市立水族館へ旅立ちました | 東京ズーネット
新館はいってスグの水槽には
こんなふうにカイツブリのジオラマ(ニセモノ?)がおいてあります。
◆上野動物園(東京都台東区)←現在はカイツブリ非展示
上野動物園のバードハウスでは、ガラス越しにカイツブリの泳ぎや潜水を観察することができます。野生では、池や沼の水面に水草などを積みあげて浮き巣をつくり、産卵します。不忍池では一年中カイツブリが観察できます。
カイツブリとは
カイツブリの概要は、wikipediaを引用します。
カイツブリ(鳰(にお)、鸊鷉(へきてい)、鸊鵜(へきてい)、Tachybaptus ruficollis)は、カイツブリ目カイツブリ科カイツブリ属に分類される鳥類。全長約26cmと、日本のカイツブリ科のなかではいちばん小さい。
分布:アフリカ大陸、ユーラシア大陸の中緯度以南、イギリス、インドネシア、ソロモン諸島、日本、パプアニューギニア、フィリピン、マダガスカルに生息。多くは留鳥であるが、北のものは生息場所の凍結を避け、南に移動する。日本では、本州中部以南では留鳥として周年生息するが、北部や山地のものは冬に渡去することから、北海道や本州北部では夏季に飛来する夏鳥となる。
形態:全長は25-29cm。翼開長40-45cm。体重130-236g。尾羽は非常に短く、外観からはほぼ判別できない。翼の色彩は一様に黒褐色。嘴は短めでとがり、先端と嘴基部に淡黄色の斑がある。虹彩の色は、日本の亜種は淡黄色で、ヨーロッパの亜種は黒褐色。
足は体の後部の尻あたりから生えており、歩くには非常にバランスが悪いが、足を櫂のように使って潜り泳ぐ。和名の由来:標準和名「カイツブリ」は、水を「掻いて潜る(掻きつ潜りつ)」が転じたか、「カイ」は、たちまちの意で、潜る時の水音が「ツブリ」に転じたとする説が有力。
さらに瓢箪のような体の形などから「櫂(かひ)と瓢(つぶる)」との説や、繰り返し頭から潜る「掻き頭潜(つぶ)り」などの説もある。人間との関係:琵琶湖は古くから本種及びカイツブリ目の構成種が多かったことから、「鳰海(にほのうみ)」の別名がある。これは水鳥が集まる湖の意味で、その由縁から、カイツブリは滋賀県の県鳥に制定されている。また、埼玉県三郷市の鳥になっており、市のマスコットキャラクターの「かいちゃん」と「つぶちゃん」はカイツブリをモチーフとしている。
井の頭自然文化園が、日本動物園水族館協会の平成22年度繁殖賞(自然繁殖部門)を受賞した。
カイツブリの足は「弁足(べんそく)」
上記wikipediaの「カイツブリ」には、カイツブリの足・水掻き(みずかき)が弁足(べんそく)であることが書かれていませんので以下に参考リンクを提示します。
変な足!と思った方も多いと思います。
鳥の足と聞いて思い浮かべる足ではないと思います。
この足は弁足といい,カイツブリ類はこの足で水をかいて泳ぎ,水上で生活をしています。
カイツブリに関する最近のニュース
カイツブリに関する最近のニュースをいくつかあげておきます。
などなど、「カイツブリのいる動物園」「カイツブリのいる水族館」について、まとめてみました。
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興味深いですよ!!動物園・水族館でのカイツブリ飼育展示。