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Celastrina ogasawaraensis オガサワラシジミのいる動物園は?飼育展示動物園とオガサワラシジミ情報まとめ

こちらでは「オガサワラシジミのいる動物園」について以下の目次で記載してあります。

オガサワラシジミのいる動物園がわかる「飼育動物検索」

日本動物園水族館協会(日動水・JAZA)の公式サイトには、「飼育動物検索」という便利な機能があって、JAZA加盟の動物園・水族館で飼育されている動物を検索できます。

◆日本動物園水族館協会(日動水・JAZA)
 https://www.jaza.jp/
◆日動水(JAZA)飼育動物検索
 動物を探す | 動物園と水族館

2017年春に検索システムが改修されたので、登録データも以前より新しくなって、使える!ようになりました。

オガサワラシジミのいる動物園(日動水・JAZA加盟園)

さて、この日本動物園水族館協会(日動水・JAZA)の飼育動物検索で「オガサワラシジミ」を検索し、その結果を「Celastrina ogasawaraensis オガサワラシジミのいる動物園」として一覧にしてみました。

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オガサワラシジミのいる動物園(日動水・JAZA加盟園)

上記の補足情報を以下に記します。

オガサワラシジミの生息域外個体群の繁殖途絶|東京都

環境省及び東京都が飼育下繁殖の実施等により生息域外での増殖に取り組んでいる国内希少野生動植物種オガサワラシジミについて、飼育下の全ての個体が死亡し、繁殖が途絶えましたのでお知らせします。今回の結果を重く受け止め、今後、専門家を交え、飼育下個体が途絶えた原因を分析し、教訓として絶滅危惧種の保全対策に活かしてまいります。

・・・

令和2年(2020年)8月25日
全ての個体が死亡(多摩動物公園20世代目の幼虫)
※飼育中に死亡又は衰弱した成虫25個体、幼虫5個体の合計30個体(一部個体については生殖器官のみ)について、適切な保存処理を施したうえで、大学共同利用機関法人自然科学研究機構基礎生物学研究所及び一般財団法人大日本蚕糸会蚕業技術研究所において、液体窒素による凍結保存を実施

上記を踏まえ、

オガサワラシジミのいる動物園(日動水・JAZA加盟園)は、多摩動物公園の1施設だけでしたが、2020年8月25日までに飼育していたすべての個体が死亡し、現在はオガサワラシジミのいる動物園(日動水・JAZA加盟園)はありません。

日本動物園水族館協会(日動水・JAZA)に非加盟の「オガサワラシジミ飼育施設」

日本動物園水族館協会(日動水・JAZA)に加盟していない日本国内の施設(個人を含む)で、飼育されているオガサワラシジミの情報を以下に記します。

また、情報をコメントにてお知らせいただけましたら掲載します。

<日動水(JAZA)に非加盟のオガサワラシジミ飼育公開施設>

  • 該当情報なし

オガサワラシジミのいる動物園

上記データから「オガサワラシジミのいる動物園」を以下に列挙します。

追加情報等ありましたらコメントにてお知らせください。

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◆多摩動物公園(東京都日野市)←現在はオガサワラシジミ非展示

オガサワラシジミの生息域外個体群の繁殖途絶について | 東京ズーネット

オガサワラシジミの生息域外個体群の繁殖途絶について
 └─多摩 2020/08/27

 環境省および東京都が飼育下繁殖の実施などにより生息域外での増殖に取り組んでいる国内希少野生動植物種オガサワラシジミについて、飼育下のすべての個体が死亡し、繁殖が途絶えましたのでお知らせします。
今回の結果を重く受け止め、今後、専門家を交え、飼育下個体が途絶えた原因を分析し、教訓として絶滅危惧種の保全対策に活かしてまいります。

オガサワラシジミの周年飼育に新たに成功しました──2016~17年 第7世代まで誕生 | 東京ズーネット

オガサワラシジミの周年飼育に新たに成功しました──2016~17年 第7世代まで誕生
 └─多摩 2017/11/09

多摩動物公園では環境省が進めるオガサワラシジミ保護増殖事業の一端を担い、2005年からオガサワラシジミを非公開で飼育繁殖し、生息域外保全に取り組んでいます。

このたび第6世代の交尾に成功、第7世代が孵化し、導入から1年以上の飼育を初めて継続させることができましたのでお知らせします。

www.ariescom.jp

◆・新宿御苑(東京都新宿区)←現在はオガサワラシジミ非展示

 

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オガサワラシジミとは?

オガサワラシジミの概要は、環境省サイトを引用します。

 環境省_オガサワラシジミ

1.概要
(1)分類
・チョウ目シジミチョウ科
・オガサワラシジミ
・学名:Celastrina ogasawaraensis
・絶滅危惧ⅠA類(環境省第4次レッドリスト)
(2)分布及び個体数
小笠原諸島、父島列島の弟島・兄島・父島、母島列島の母島・姉島で分布が記録されているが、近年確認できているのは母島のみ(日本固有種)。
かつては父島、母島に多数生息していたが、父島では1980年代前半に激減し、1992年以降、生息が確認されていない。母島でも少数が確認されるのみ。

2.形態的特徴及び生物学的特性
・小型(全長12~15mm程度)のシジミチョウで、オスのほうがメスよりやや大きい。オスの羽表面は暗青色で外縁部が黒い。メスの羽表面は暗青色~黒色。裏面は灰白色で後ろ羽は青緑色を帯び、小さな黒い斑紋がまばらにある。
・年に数回孵化し、冬期の個体数が少ないが、年間を通じて見ることができる。
・生息地は自然性の高い森林であり、成虫の活動時間については、朝から夕方までの日が差している時間帯。幼虫の餌はクマツヅラ科のオオバシマムラサキ、クスノキ科のテリハコブガシ、コブガシなど。
・移動性が高い。
・日本固有種
3.生息を脅かす要因
外来種のグリーンアノールによる捕食が圧迫要因として考えられるほか、台風による被害や開発による影響、アカギ等外来植物の侵入による植生の変化、コレクターによる捕獲圧等も減少要因としての可能性が指摘されている。
4.保護増殖事業の概要及びその効果
・平成20年国内希少野生動植物種に指定、平成21年保護増殖事業計画(文部科学省、農林水産省、国土交通省、環境省)策定
・母島の新夕日ヶ丘においてグリーンアノールの侵入を防ぐ保護柵を設置。平成23年5月、はじめて羽化を直接確認。
多摩動物公園にて、オガサワラシジミの人工繁殖の技術開発を実施中
5.他法令等による保護の状況
1969年に国の天然記念物に指定。

オガサワラシジミに関する最近のニュース

www3.nhk.or.jp

www.jiji.com

www.nikkei.com

www.asahi.com

www.sankei.com

news.livedoor.com

 

オガサワラシジミ に関連するグッヅ・書籍

動物学に関する書籍

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などなど「オガサワラシジミのいる動物園」についてまとめてみました。

興味深いですよ!!オガサワラシジミ