マーケティングリサーチャー気質が根っこにあるもので、「モバイルバッテリー おすすめ」を考えるにあたりその潜在ニーズを探ったら、「バッテリー搭載AC充電器」や「ポータブル電源」との境目が不要と思われた件。以下に展開します。
1.いは求められているモバイルバッテリーとは?
2018年の夏は「平成30年7月豪雨(西日本豪雨)」、台風21号での関西電力管内の停電、それに加え北海道胆振東部地震での全道での停電と停電被害に結び付く自然災害が多発しました。テレビのニュース報道でも、市役所や避難所で開始されて充電サービスに長蛇の列ができ、多くの携帯やスマホに充電されている様子が報道されました。
「モバイルバッテリー」に関する直近(2018年9月時点)のニーズを探るため「モバイルバッテリー」というキーワードと対になって検索エンジンで検索されるキーワードを探ってみました。すると、「モイルバッテリー おすすめ」「モバイルバッテリーとは」「モバイルバッテリー 使い方」「モバイルバッテリー飛行機」などといったモバイルバッテリーに関する知識を求める検索行動とは別に、「安い」「軽い」「(大)容量」「24000mah」「30000mah」「20000mah」「充電時間」「充電回数」「コンセント」「コンセント一体」「コンセント入力」「コンセント出力」「充電しながら給電」「ソーラー」などの、求める製品スペックにコンセント関連のキーワード検索も多いことがわかりました。
これらが「モバイルバッテリー製品への今のニーズをあらわしているキーワードといえましょう。
2.ユーザーニーズ対応ジャンルごとにモバイルバッテリーのおすすめ
スマホへの充電用USB出力端子をもつモバイルバッテリーに関する価格比較サイトの多くは、バッテリー容量、最大出力電圧、最大出力電流、USBポート数、Quick Charge対応(充電時)の有無、充電端子、給電端子、本体重量などの製品スペック別に価格や評判で比較できるしくみになっています。
今回は「今のニーズに対応したモバイルバッテリーのおすすめ」を「わかりやすく」紹介するにあたり、以下の3つの商品ジャンルを用意してみました。
(1)スマホ専用予備バッテリー(本体にコンセント機能なし)
→(スマホ充電用などの)外部ACアダプターを使って充電し、USB端子からスマホ等に給電するモバイルバッテリー
(2)モバイルバッテリー搭載AC充電器(入力用コンセントプラグ内臓)
→本体にコンセント(プラグ)とACアダプター機能を持ち合わせていることで、USB端子からのスマホ充電器としても、モバイルバッテリーとしても機能する「モバイルバッテリー搭載AC充電器」
(3)ポータブル電源(給電用にUSB端子とコンセントジャック内蔵)
→本体にコンセント(ジャック)とACアダプター機能を持ち合わせることで、USB端子からのスマホへの給電も、ACコンセントからのノートPCや一般的な電化製品への給電も可能。
→複数のデバイズヘビーユーザーの外出用・レジャー用としても、防災用としても機能
この3つの商品ジャンルからそれそれ2~3商品ずつ計7品のおすすめを提示することで、今のニーズにあったモバイルバッテリーのおすすめ紹介とします。
なお、モバイルバッテリーには乾電池式やソーラーチャージャー式といった、家庭用AC電源からの充電を前提としていない機種がありますが、今回のおすすめとしては対象外としていますので、ご承知おきください。
3.モバイルバッテリーおすすめ5点+アルファ
3-1スマホ専用予備バッテリージャンル
3-1-1.RAVPower「RP-PB060」
スマホ本体よりも軽い113gの本体重量でありながら、蓄電容量h6,700mAhを実現しています。重量当たりの蓄電パフォーマンスが最高レベルです。
給電(出力)用のUSBポートは1系統2.4A(アンペア)で、給電スピードは申し分なし。そのうえ、本機への蓄電(入力)用マイクロUSBポートも2.0A入力に対応しているのでフル蓄電も高速です。日常的にスマホと一緒に持ち歩く専用予備バッテリーとして秀逸です。
https://www.ravpower.jp/6700-black-battery-charger-power-bank-RP-PB060.html
3-1-2.Anker PowerCore 10000
Anker PowerCore 10000 (10000mAh 最小最軽量 大容量 モバイルバッテリー) iPhone&Android対応 *2018年7月時点 (ブラック)
スマホ本体よりもすこし重い180gの本体重量で、蓄電容量10000mAhを実現しているモバイルバッテリー。iPhone 8に約4回、タブレットに1回以上充電可能です。クレジットカードとほぼ同じ大きさで、重さも卵3つ分ほどしかないコンパクトさが魅力です。Anker独自技術のPowerIQとVoltageBoostによりフルスピード充電が可能(最大2.4A)なのも魅力です。
https://www.ankerjapan.com/item/A1263.html
3-2.モバイルバッテリー搭載AC充電器ジャンル
3-2-1.Anker PowerCore Fusion 5000
スマホよりもすこし重い189gの本体重量で、蓄電容量5000mAhを実現している「モバイルバッテリー搭載AC充電器」です。iPhone 8なら約2回、その他スマートフォンでも1回以上フル充電が可能です。
コンセントプラグ内蔵なので、始めにスマホなど端末を充電し、その後PowerCore Fusion本体の充電を開始できます。
https://www.ankerjapan.com/item/A1621.html
3-2₋2パナソニック(Panasonic) QE-AL301
パナソニック モバイルバッテリー搭載AC急速充電器 7,500mAh ホワイト QE-AL301-W
スマホへの約3回充電可能(電池容量7,500mAh)な「モバイルバッテリー搭載AC充電器」。室内で充電器として、屋外でモバイルバッテリーとして大活躍間違いなしです。
給電(出力)用USBポートが2系統あるので、スマホとゲーム端末など同時に2台の端末への給電が可能です。
充電給電の同時接続の場合、スマホなど端末への充電(給電)機能が優先され、端末フル充電完了後に自動で本体バッテリーへの蓄電に切り替わるのが便利です。国産メーカーで保証期間も長く、安心して使えます。
https://panasonic.jp/battery/pocket/p-db/QE-AL301.html
3-3.ポータブル電源ジャンル
3-3-1.OMESS2U1ABKJP
フル蓄電状態からならiPhone 6Plusにて約8回、iPadにて約3回、S7にて約7回充電可能。同梱のAC/DCアダプタを使って本体をフル蓄電するまでわずか3~4時間。
USB2ポートだけではなく、コンセントジャック付ですから、AC電源プラグでノートパソコン以外にも80W以下の色々な家電へ充電できます。
スマホ・タブロイド・ビデオ・ノートPCなど複数機種ヘビーユーザーの外出先での補助電源としてだけでなく、アウトドアや緊急・災害時バックアップ用電源としても重宝します。アマゾンのユーザー評価をみると製品に当たりはずれがあるようですので、購入に際には自己責任でお願いします。
24000mAhですので飛行機持ち込みも可能なところが多いはずですが、航空機の持ち込みに場合は、航空会社の規定をご確認ください。
3‐3‐2.キャンプ好きのノマドワーカーにはこれなんていかがでしょう?
3‐3‐3.最後になりますが、携帯機能を優先しないのでしたら、一番のおすすめは以下になります。日常のスマホへの充電からアウトドアキャンプ・車中泊、災害時対応機として大活躍するものと考えられます。
155Whポータブル電源 家庭用蓄電池 42000mAh 予備電源 AC100W DC USB出力 持ち運び便利 地震 災害 停電時に 電源確保 車中泊 キャンプに 12ヶ月保証