勝手に”盛りワード”を定義
ウェブ2.0以降のユーザー参加傾向は、とどまるところを知らないわけだが、ウェブ内でのコミュニケーションが無視できないレベルに達していることを背景に、いわゆるマスメディアと称されるレガシィなメディアが、便利な盛りワードとして「ネットで話題」という言葉を多用している。
それこそレガシィな市場調査会社からビジネスを開始した私としては、マスメディアなんだから「ネットで話題」とか「ちょっとしたブーム」などという言葉を使わずに、どれだけの普及・メジャー感なのかを(アンケートや統計データを取得し引用せよとまでは言わないものの)何らかの数字やランキングなどで示し、記事としてとりあげた理由・背景を伝達すべきと思うのだが・・・。予算も時間もないご時世、ユーザーにも違和感があまり感じられない(だろう)これら便利な”盛りワード”は、ますますはびこるばかりのように感じる。
「ウェブで最近話題」の東急電鉄マナー広告(ポスター)
今朝、さっそく東京FM「これからなにする」で耳にした「ネットで話題」は、東急電鉄のマナー広告(ポスター)。
こちらの「車内での化粧はご遠慮ください」の訴求が賛否両論ってことなのだそう。
ねとらぼ にもさっそくとりあげられてた、っていうか、この手の記事を放送作家ががつかんで「これからなにする」のコーナーに展開したってことだろうな・・・。
まあ、性別・年代別でも「化粧することのみっともなさ」に関する意見はずいぶんと違いがあるんだろうけど、化粧法の変遷も大事なつかみどころだよね。
以前は、はじめてのお化粧道具っていえば「口紅」だったわけだけど、いまのはじめての主流は(マスカラやライナーなど)アイメイクだってことだからね。
電車内は揺れマスカラご注意ください(笑)ね。