超ローカルな話で恐縮です。
東急田園都市線の東京都世田谷区内沿線 神奈川県に近い3駅の話です。
我が家から最寄りの「桜新町駅」その隣の「用賀駅」そして「二子玉川駅」には、特徴的な街路樹(シンボルツリー)」が決められています。よく知られる二子玉川は「ハナミズキ」、桜新町は「八重桜」といった具合。用賀の街は本日のテーマ「百日紅」がシンボルツリーです。
今回の「生き物にまつわる言葉を深掘り」のテーマは「百日紅」です。
「百日紅」を「生き物にまつわる言葉」として深掘りリサーチしてみました。
百日紅について詳しく解説します
「百日紅」の読み方と意味
- 百日紅:ひゃくじつこう
- サルスベリ:さるすべり
「百日紅」は、文字通り「百日間紅色の花が咲く」という意味で、長い花期を特徴とすることから名付けられました。「サルスベリ」は、樹皮が滑らかで猿でも滑り落ちるほどであることから呼ばれています。
サルスベリ(百日紅・猿滑、学名: Lagerstroemia indica)は、ミソハギ科サルスベリ属の落葉小高木。
別名は、ヒャクジツコウ。
すべすべした幹肌が特徴で、夏から秋の長期にわたって紅色の花が咲く。
百日紅の幹
和名サルスベリの語源は、木登りが上手なサルでも、滑り落ちるほど樹皮が滑らかという例えから名付けられている[4][5]。花が咲く期間が長いことから、ヒャクジツコウ(百日紅)の別名もあり、漢名もまた百日紅である。
英語名 Crape myrtle は、ギンバイカ(myrtle)の花に似て、花弁がちりめん(crape)のように縮れていることから。
中国では、唐代長安の紫微(宮廷)に多く植えられたため、紫薇と呼ばれるが、比較的長い間紅色の花が咲いていることから、百日紅ともいう。江蘇省徐州市、湖北省襄陽市、四川省自貢市、台湾基隆市などで市花とされている。
「百日紅」の語源・由来
- 百日紅:上記の通り、長い花期に由来します。
- サルスベリ:樹皮の滑らかな特徴に由来します。
「百日紅」の植物としての特徴・分類
特徴
- 花期が長い:夏から秋にかけて、長い間花を咲かせます。
- 樹皮が滑らか:老木になるにつれて樹皮が剥がれ落ち、新しい滑らかな樹皮が現れます。
- 耐暑性・耐寒性が高い:暑さにも寒さにも強く、日本各地で栽培されています。
- 花の色:赤、ピンク、白など様々な色があります。
分類
科:ミソハギ科
属:サルスベリ属
言葉の用例
百日紅:
「夏の庭を彩る百日紅が、鮮やかなピンクの花を咲かせている。」
「百日紅の長い花期は、夏の終わりを感じさせる。」
サルスベリ:
「サルスベリの滑らかな樹皮に触れると、涼しげな感じがする。」
「サルスベリの木陰で、お弁当を広げて休憩した。」
その他
- 花言葉:「雄弁」「愛嬌」「あなたを信じる」などがあります。
- 誕生花:8月29日
- 利用:庭木、街路樹として利用されます。
まとめ
百日紅は、長い花期と滑らかな樹皮が特徴的な植物です。夏から秋にかけて、鮮やかな花を咲かせ、私たちの目を楽しませてくれます。また、その特徴的な樹皮は、古くから人々の興味を引いてきました。
興味深いですよ!「百日紅」。