今回の「生き物にまつわる言葉を深掘り」のテーマは、「哺乳類の種名が冠されたクルマ車種名」です。
「哺乳類の種名が冠されたクルマ車種名」について深掘りリサーチし、その結果を以下の目次に沿ってまとめてレポートとしました。
「鳥類の種名が冠されたクルマ車種名」は、以下のリンク先を参照ください。
「魚類の種名が冠されたクルマ車種名」は、以下のリンク先を参照ください。
哺乳類の種名が冠された自動車の車種名はたくさんあります。
ここでは、代表的な例をいくつか挙げて、補足説明を加えます。
ネコ科
ジャガー:
イギリスの高級車ブランド。ジャガーは、中南米に生息する大型のネコ科動物です。力強さ、俊敏性、優雅さを象徴しています。
ジャガー(英: Jaguar)は、イギリスの高級車メーカーである、ジャガーランドローバーが保有するブランドである。
以前存在した、ジャガー カーズは2013年1月1日にランドローバーと合併し、ジャガーランドローバー・リミテッドが設立されるまでの製造会社だった。
動物のジャガーを模したSS・ジャガー100のフードクレストマーク
パンサー:
イギリスのスポーツカーメーカー。
また、アメリカの自動車メーカー、フォードが製造していたフルサイズセダンのシャーシープラットフォーム名としても使われています。
Ford Panther platform - Wikipedia
The Ford Panther platform was an automobile platform that was used by Ford Motor Company from the 1979 to 2012 model years. Following the downsizing of the General Motors B-bodies and C-bodies by two years, the Panther platform marked the end of production of full-sized American sedans. Originally slated for discontinuation during the early 1980s, the Panther architecture was used for 33 model years, making it one of the longest-produced platforms in North American automotive history.
パンサーは、ヒョウや黒豹を指します。力強さ、獰猛さ、神秘性を象徴しています。
ウォーターカー・パンサーは、アメリカのウォーターカー社が製造している水陸両用車です。ジープ・ラングラーをベースに、水上走行性能を高めた車両で、陸上では160km/h、水上では70km/hの速度を出すことができます。
インフィニティ・パンサーは、日産自動車の海外向け高級車ブランド、インフィニティが2016年に発表したコンセプトカーです。電気自動車であり、近未来的なデザインが特徴です。
インフィニティ・パンサーは、2016年にインフィニティが発表したコンセプトカーです。電気自動車であり、近未来的なデザインが特徴です。インフィニティ・パンサーは、残念ながら市販化はされませんでしたが、インフィニティのデザインの方向性を示す重要なコンセプトカーでした。
ピューマ:
アメリカの自動車メーカー、フォードが製造していた車種名です。
ピューマは、南北アメリカ大陸に生息する中型のネコ科動物です。俊敏性、力強さ、美しさを象徴しています。
プーマ (PUMA) は、欧州フォードが製造・販売している自動車。「ピューマ」とも表記される。
初代はクーペ、二代目はクロスオーバーSUVであるが、いずれもフィエスタをベースとしており、またいずれもラリーマシンのベース車両にもなっている。
クーガー:
アメリカの自動車メーカー、マーキュリーが製造していた車種名です。
クーガーは、ピューマの別名です。
マーキュリー・クーガー(Mercury Cougar)は、1967年から1997年および1999年から2002年まで販売された車種で、フォードのマーキュリー部門より販売された。クーガーは製造中のさまざまな時期に、コンバーチブル、4ドアセダン、ステーションワゴン、およびハッチバックとしても販売された。
クーガーは、マーキュリー・ブランドの中で最も売れた自動車であり、34年間で2,972,784 台が製造された。製造期間は、マーキュリーの車種の中ではグランドマーキス(36年間生産)に次いで2番目に長い。1970年代から1980年代にかけて、クーガーはマーキュリー部門のマーケティングと密接に結びついていた。
マーキュリーは、リンカーン・マーキュリーのディーラーの看板の上に大きな猫を乗せた「猫の看板」でディーラーを宣伝した。ボブキャットやリンクスのように、猫にちなんだネームプレートが採用された。
マーキュリー・クーガー (初代) 1968年モデル
レパード:
レパード (LEOPARD) は、日産自動車がかつて製造・販売していた高級乗用車である。
1979年11月に発売された910型ブルーバードは、先代810型まで存在した直列6気筒エンジン搭載の上級グレードが廃止され、本来のブルーバードの車種クラスに準じた直列4気筒エンジン搭載車に統一された。日産店での取扱車種のラインナップ上、ブルーバードの上級グレードの後継車種としての位置付けと、スカイライン、ローレルに続く上級車ラインナップの一角を担うべく、1980年10月に発売されたのがレパードである。本車種の登場に際し、直前に登場した430型セドリック/グロリアでは2ドアハードトップモデルが廃止された。
レオパルト戦車は、その名の通り、ヒョウのように俊敏で力強いイメージから名付けられたと言われています。
レオパルト戦車は、ドイツで開発された主力戦車であり、高い機動性と強力な火力を兼ね備えています。
現在では、レオパルト2が主力戦車として運用されており、世界中の多くの国で採用されています。
レオパルト2(Leopard 2、ドイツ語風の読みで「レオパート ツヴァイ」または「レオパート ツヴォー」)は、ドイツの第3世代主力戦車(MBT)。
1970年代にクラウス-マッファイ社を中心に開発され、1979年にそれまでのレオパルト1に代わる西ドイツ軍の主力戦車として運用が開始された。現在も東西統一後のドイツ軍を始め、ヨーロッパ13カ国、カナダ、チリ、インドネシア、シンガポールなど、ヨーロッパ以外の国々でさまざまなバージョンのレオパルト2が運用されている。一部の運用国は、レオパルト2の設計をライセンスされ、現地生産と国内開発を行っている。
オランダ軍のレオパルト2A6NL
リンクス:
軍用車両
リンクス偵察車: イギリスやカナダなど英連邦軍で広く使われた偵察車両です。非武装で2人乗りであり、装甲車としては平凡な性能とされています。
リンクス指揮偵察車(リンクスしきていさつしゃ、英語: Lynx Command and Reconnaissance Vehicle)は、1960年代にアメリカ合衆国で開発され、カナダ軍やオランダ軍で採用された装軌式偵察戦闘車である。
歩兵戦闘車
リンクス (歩兵戦闘車): ドイツのラインメタル社が開発した装軌式の歩兵戦闘車です。2016年のユーロサトリで軽量モデルのKF31が発表され、2018年には大型のKF41が展示されました。
リンクス(英語: Lynx)は、ドイツ連邦共和国のラインメタルによって開発された装軌式の歩兵戦闘車ほか装甲戦闘車両ファミリーの総称である。
2016年のユーロサトリで軽量モデルのKF31が発表され、2018年には大型のKF41が展示された。2022年には、120mm砲搭載の有人砲塔を搭載した軽戦車型のリンクス120が発表された。
パジェロ:
三菱自動車の「パジェロ」という車名の由来は、南米に生息する「コロコロ」というヤマネコ(別名:パジェロキャット)に由来しています。
このヤマネコは、悪路をしなやかに駆け抜けることができることから、三菱自動車は、そのイメージを車名に込めました。
パジェロは、1982年に初代モデルが登場し、クロスカントリー4WD車として人気を博しました。
パジェロ(PAJERO)は、三菱自動車工業が1982年(昭和57年)から2021年(令和3年)まで生産・販売していたSUVである。日本およびイギリス市場から撤退した2019年(令和元年)以降は海外専売車種として世界各国で販売されていた。
三菱・パジェロ(初代)前期型(1982-1986)
メタルトップバン 2.0T/2.3DT XL
レオ:
1959年に発売された三菱自動車の軽3輪自動車です。愛らしいスタイリングと、当時の水準を上回る高性能が特徴でした。
1959年には当時の軽オート三輪ブームに対応する派生車種として軽自動車規格の三菱・レオ(LEO)が登場する。
「三菱3輪ペット」という新ジャンル名を与えられ、手塚治虫のヒット作、ジャングル大帝の主人公レオにあやかって名付けられたこのモデルは、シリーズ初のオールスチール製キャビンを持ち、オート三輪史上初のシンクロメッシュ式3速MTを搭載。
最高速度は約74km/hと当時の軽オート三輪の中でも最速を公称した。
ベンチタイプのシートは座面も厚く、エンジンをシートの下に搭載することで、足元空間と荷台を広げたことも特徴であった。三菱オートギャラリー所蔵の1959年式レオ。
レオーネ:
イタリア語で「雄ライオン」を意味するレオーネは、1971年に登場したスバル初の小型乗用車です。
レオーネ (LEONE) は、富士重工業が生産して販売した自動車である。
1970年代前半から1980年代後半にかけてスバルの基幹車種であった。
OEMを除く歴代の全モデルがスバル1000以来の伝統である水平対向エンジンを採用し、スペアタイヤはエンジンルーム内に収納されていた。
サッシュレスドアやステーションワゴンといったスタイル、そして四輪駆動 (4WD/AWD) の技術は後のレガシィやインプレッサの基礎となった。
Leoneはイタリア語で「雄ライオン」を意味し、「勇者」を想起させる言葉である。レオーネは「獅子座宮星座」、「雄ライオン」、「勇者」という意味を込めて命名された。
スバル。レオーネ(初代)クーペ1600RX/A
イヌ科
フォックス:
フォルクスワーゲン フォックスは、2005年から2011年まで、主に南米市場向けに販売されていた小型車です。
フォックス (Fox) は、ドイツの自動車メーカー・フォルクスワーゲンのブラジル法人「フォルクスワーゲン・ド・ブラジル」が製造、販売するコンパクトカー。
フォルクスワーゲンのブラジル法人でフォルクスワーゲンの最下部レンジを担う小型車として開発、製造され、ブラジルを含む中南米とヨーロッパで販売する。ブラジル市場でフォックスの上級車種の「ゴル (Gol)」と同じ「P24Q」プラットフォームを使用する。
ケルピー:
フォード・ケルピーは、オーストラリアのフォードが製造していたピックアップトラックです。
ケルピーは、オーストラリア原産の牧羊犬で、その名前は、優れた作業能力と忠誠心を象徴しています。
フォード・ケルピーは、その名の通り、優れた実用性と耐久性を兼ね備えたピックアップトラックとして、オーストラリアの農場や牧場などで活躍しました。
フォード・ケルピーは、1950年代から1980年代にかけて製造・販売されており、複数の世代が存在します。
各世代によって、デザインや機能が異なりますが、いずれも実用性と耐久性に優れており、オーストラリアの過酷な環境下でも活躍できる車として知られていました。
フォード・ケルピーは、現在では生産終了していますが、その名前は、オーストラリアの自動車史に名を残す一台として、今もなお語り継がれています。
ウマ科
マスタング:
アメリカの自動車メーカー、フォードが製造する車種名です。
マスタングは、北米に生息する野生馬です。自由、力強さ、荒々しさを象徴しています。
マスタング(MUSTANG)とは、アメリカ合衆国の自動車メーカー、フォード・モーターが製造・販売する乗用車である。
初代マスタング
コルト:
三菱自動車の「コルト」は、1960年代から2010年代にかけて製造・販売されていた小型乗用車です。
その名前の由来は、英語で「仔馬」を意味する「colt」からきています。
仔馬は、若々しく、活発で、エネルギッシュなイメージがあり、当時の三菱自動車が目指した「小型で高性能な車」というコンセプトに合致したことから、車名に採用されたと言われています。
コルトは、当初は小型乗用車として登場しましたが、その後、セダン、クーペ、ワゴンなど、様々なバリエーションが追加されました。2002年には、5ドアハッチバック車として「コルト」の名が復活し、2012年まで販売されました。
コルトは、その歴史と名前、そして実用性の高さから、多くの人々に愛された車でした。
ポニー:
ヒュンダイ・ポニーは、韓国の自動車メーカー、ヒュンダイが1975年から1990年にかけて製造していた乗用車です。
韓国初の独自開発乗用車であり、イタリアのデザイン会社、イタルデザインがスタイリングを担当しました。
ヒュンダイ・ポニー(韓国語: 현대 포니)は、大韓民国の自動車企業である現代自動車が1975年から1985年(ポニー2は1982年から1990年)まで生産した乗用車。国産化率90%で、韓国初の固有モデルである。
ポニー(4ドアセダン)
ブロンコ:
アメリカの自動車メーカー、フォードが製造するSUVの車種名です。
ブロンコは、スペイン語で「荒馬」を意味します。
ブロンコ(Bronco )は、フォード・モーターが製造するSUVである。
ウシ科
ウルス:
ランボルギーニのコンセプトカーの名称です。
ウルスは、家畜牛の祖先である野生の牛です。
ウルス(Urus)は、イタリアの自動車メーカー、ランボルギーニが製造販売する高級SUV型自動車である。
昨今のSUVブームの中、高級ブランドメーカーの多くもSUVを開発・発売していることを背景に、ランボルギーニから発表されたモデルである。
ランボルギーニは過去に1980年代後半から1990年代前半にクロスカントリー4WDであるLM002を発売していたが、クロスオーバーSUVの発売は初である。
ランボルギーニはスーパースポーツユーティリティビークル(SSUV)と称している。
バイソン:
シボレーのピックアップトラック「シルバラード」には、「ZR2 バイソン」というグレードが存在します。
ZR2 バイソンは、アメリカン・エクスペディション・ビークルズ(AEV)社がプロデュースした、オフロード性能を極限まで高めたモデルです。
バイソンは、北米に生息する大型のウシ科動物です。
シルバラード(Silverado)は、アメリカの自動車メーカー、ゼネラルモーターズがシボレーブランドで販売するフルサイズピックアップトラックであり、従来のシボレー・C/Kシリーズの後継にあたる。
インパラ:
インパラ (IMPALA) は、アメリカ合衆国の自動車製造会社、ゼネラルモーターズ (GM) により製造、シボレーブランドにて販売された大型乗用車である。シボレーのフラッグシップとして人気を博し、米国市場ではベストセラーとなった[1][2]。
1958年~1964年モデルは、ローライダーと呼ばれるカスタムのベース車として日本、アメリカで人気が高い。
ラム:
ダッジ・ラムは、アメリカの自動車メーカー、ステランティス・ノースアメリカが製造・販売するフルサイズピックアップトラックです。以前はダッジブランドで販売されていましたが、2010年モデルからラムブランドとして独立しました。
その名前の由来は、英語で「雄羊」を意味する「ram」からきています。雄羊は、力強く、勇敢なイメージがあり、ピックアップトラックの力強いイメージに合致することから、車名に採用されたと考えられます。
ダッジ・ラムは、その優れた走行性能と、荷台の広さから、アメリカを中心に人気を集めています。
ラム (RAM) は、アメリカ合衆国の自動車メーカー、ステランティス・ノースアメリカにより製造され、ラムブランドにて販売されるフルサイズピックアップトラックである。以前はダッジブランドにて販売されたが、2009年(2010年MY)からはダッジブランドから独立しラムブランドにて販売される。
かつては商用バンに「ラム」の名を冠したモデル(ダッジ・ラムバン)も存在していたが2003年に製造終了した。なお、ラム・トラックス設立後はダッジ・キャラバンベースの「ラム・カーゴバン」、およびフィアット・デュカートベースの「ラム・プロマスター」といった商用バンが相次いで発表されている。
2020年MYラム1500 ビッグホーン
ボンゴ:
マツダの「ボンゴ」は、1966年に登場した歴史ある商用車です。その名前の由来は、アフリカに生息するレイヨウの仲間「ボンゴ」からきています。
ボンゴは、俊敏で力強いイメージがあり、当時のマツダが目指した「小型で高性能な車」というコンセプトに合致したことから、車名に採用されたと言われています。
ボンゴは、当初は小型のワンボックスバンとして登場しましたが、その後トラックや乗用車など、様々なバリエーションが追加されました。
現在では、商用バンとトラックのみが販売されていますが、その歴史と名前は、多くの人々に愛されています。
ボンゴ(BONGO)とは、マツダが販売しているキャブオーバースタイルのワンボックス商用車ならびに派生車種の乗用車、およびトラックである。
ガゼル:
日産自動車が製造していた車種名です。ガゼルは、アフリカやアジアに生息するレイヨウの一種です。
ガゼール(Gazelle )は、日産自動車が1979年から1986年まで生産・販売していた乗用車である。
3代目(S110型)シルビアと同時に登場したシルビアの姉妹車で、シルビアが日産・サニー店系列の扱いであったのに対し、ガゼールは日産・モーター店系列での扱いとなった。北米、欧州向けなどの輸出名称は「200SX」であったが、S12型がオーストラリアでのみ、日本国内と同じ「ガゼール」の名称で販売された。
日産・ガゼール(初代)S110型
後期型 ハッチバック XE-IIターボ
ビッグホーン:
いすゞ自動車が製造していたSUVの車種名です。ビッグホーンは、北米に生息するオオツノヒツジを指します。
いすゞ・ビッグホーン(ISUZU BIGHORN)は、かつていすゞ自動車が製造・販売していたSUV。昭和56年(1981年)より販売開始。型式の「UBS」はビッグホーンの社内コードで、小型ボンネットトラックを指す。
日本における乗用車のコンポーネントを流用したSUVの草分けだが、当初は装備も貧弱なうえ、貨物登録のみで商品力が弱く、国内マーケットには理解されないまま販売が伸び悩んだ。
いすゞ・ロデオビッグホーン
いすゞ・ビッグホーン(初代)
UBS17/52/55型初代4ドア
写真は北米向けトゥルーパー
シカ科
カリブー:
トヨタ スプリンターカリブの命名の由来は、以下の通りです。
スプリンター: 英語で「短距離走者」という意味です。
カリブ: 英語で「トナカイ」という意味です。
カリブ海のカリブではないのですね。
スプリンターカリブは、1982年から2002年まで製造・販売されていたステーションワゴン型の乗用車です。
スプリンター カリブ(SPRINTER CARIB)は、トヨタ自動車が生産していた乗用車で、排気量1,500cc~1,800ccクラスのステーションワゴンである。
車名の由来
スプリンター - 短距離走者に因む。
カリブ - トナカイの北アメリカでの呼び名、カリブー(caribou)をもじったもの。四輪駆動の高い走行性能で雪の中を疾走する様を思い描かれ、つけられた。しばしば勘違いされるが、カリブ海のカリブではない。
サンバー:
スバル サンバーの命名の由来は、インドや東南アジアに生息する水鹿(スイロク)という鹿の英語名「SAMBAR」から取られています。
なぜこの名前が付けられたのかは公式には発表されていませんが、水鹿は陸上も水辺も移動できることから、サンバーの多様な用途や、力強く俊敏なイメージに合致すると考えられます。
また、サンバーは1961年の発売以来、軽トラック/軽バン市場で長年愛されてきた車種であり、その名前は多くの人に親しまれています。
サンバー(SAMBAR)は、SUBARUが販売する軽商用車である。1961年(昭和36年)2月1日に発売された初代から2012年(平成24年)4月1日まで販売されていた6代目モデルまでは同社が開発並びに生産を行っていた。7代目以降はダイハツ・ハイゼットのOEMとなり、ダイハツ工業が生産している。
2023年(令和5年)1月現在、「スバル」それ自身を除く、スバルブランドにおける最も古い商標である。軽自動車及び軽トラック・軽バン全体の商標としても現在のOEM元たるハイゼットに次いで2番目の長寿車種であり、更には日本車全体でも7番目の長寿車種である。
スバル・サンバー(初代)
その他
パンダ:
パンダが冠された車種としては、フィアット・パンダが挙げられます。
フィアット・パンダは、イタリアの自動車メーカー、フィアットが製造・販売する小型ハッチバック車です。1980年に初代モデルが登場し、現在も3代目が販売されています。
パンダという名前は、動物のパンダに由来しています。初代モデルの開発当初、主要な販売市場として中国が想定されていたことから、親しみやすいイメージのパンダが車名に採用されました。
フィアット・パンダは、実用性と経済性に優れており、ヨーロッパを中心に人気を集めています。また、4WDモデルも設定されており、アウトドアレジャーにも適しています。
パンダ(Panda )は、イタリアのフィアットが製造・販売する小型ハッチバック車(Aセグメント)である。
名称は動物のパンダにちなむが、これは初代モデルの開発当初の主要市場として中華人民共和国が想定されていたことによる。
初代パンダ
パンダ45
エレファント:
ポルシェ エレファントは、第二次世界大戦中にドイツで開発された重駆逐戦車です。ポルシェ博士が設計した電気駆動方式の車両で、強力な88mm砲を搭載していましたが、機械的な信頼性に問題があり、生産数は少数にとどまりました。
エレファント重駆逐戦車、制式番号:Sd.Kfz.184は、第二次世界大戦で使われたドイツの駆逐戦車である。
初期名称は 8.8cm43式2型対戦車砲搭載突撃砲(Sturmgeschütz mit 8.8cm Pak43/2)、またはティーガー(P)戦車駆逐車(Panzerjäger Tiger (P))であったが、1943年2月6日の会議でフェルディナント("Ferdinand")と正式に命名され、1944年2月27日にヒトラー総統の提案によりエレファント (Elefant) と改称された。
上記以外にも、多くの車種名に哺乳類の種名が使用されています。
興味深いですよ!「哺乳類の種名が冠されたクルマ車種名」。