私、加藤智明は、1982年新卒で、市場調査会社コミュニケーション科学研究所に入社。
社会調査・住民意識調査も手掛けましたが、広告代理店の博報堂とのお付き合いもあり、マーケティングリサーチ、特に、広告やPRなどコミュニケーション効果測定、商品開発、ユーザープロファイル調査、需要予測(モデリング)、CI、CRなど定量・定性調査、データ分析をよく手がけたものでした、
そんな中「フィット感性リサーチシステム」という、あらゆる物・事に対し抱く「イメージ」や「表現の方向性」を同一空間上にプロットできる「フィット感性リサーチシステム」(22のイメージ項目)を開発し、広告表現開発やフィルムメーカーによるデザイン開発などに採用されたものでした。
デジタルガレージとコミュニケーション科学研究所の出資もうけ、株式会社イーコマース研究所の取締役主席研究員として、フィット感性リサーチシステムやウェブアンケートシステム「e-comResearch」との提携などを実施。
フィット感性の多変量解析の仕組みを応用(マハラノビスの距離)して、シャディ株式会社と共同でギフト商品を贈り手の感性に合わせて推奨する「フィット感性ギフト検索システム」を開発したのが2001年。そのことを伝えるインターネットウォッチの記事がまだ残っていましたので、引用させていただきます。
◆INTERNET Watch(2001/6/7)
従来、商品の推奨サービスは利用者の購入動向を分析して行なうため、ギフト分野への導入は難しいとされていた。そこで、デジタルガレージと同社子会社の株式会社イーコマース総合研究所は、人の「イメージ」や「表現の方向性」を測定する「フィット感性リサーチシステム」とアンケートデータの分析を組み合わせることでギフト分野への応用を可能にした。
INTERNET Watchよ、ありがとう!